見出し画像

できそうなことを、すぐやる。

#自分にとって大切なこと」というお題があったので書いてみようと思います。自分にとって大切なことってなんだろう。すぐ浮かぶのは、「アイデンティティ」とか「時間」なのですが、そうえば、僕の行動原則は「できそうなことを、すぐやる」です。

いつかやってみよう、ではなく、いますぐやる

僕はこれまで、大小あらゆる決断において、“入念に計画し、熟慮を重ねて実行” したことがほとんどありません。目の前にある、「できそうなこと」に飛びつくことが圧倒的に多いです。

自分の決断なんだからなんとかなるでしょという直感・責任・楽観と、やりたくてうずうずして動かずにはいられないせっかちな性分。これをやって結果どうなるのか?どうなりたいのか?できる自信はあるのか?未来はどうなる?成功?失敗?とかあまり考えず、関心あることに首突っ込んで手を動かしている間に、これならできるんじゃないか/これは無理だな、を選別していく感じ。

仕事もそう。自分のなかで何かがはっきり見えるまで手を動かさない、だと何も形にならないかもしれないので、輪郭がぼやっとしていてもアイデアはどんどん書く。手を動かしているうちに自分のことがわかってくることが多いです。

「できそう」と思った瞬間がピークです。そのとき行動することでのメリットはとても多いです。

「すぐやる」のメリット

・行動が習慣となる
・鮮度が高いと成功確率も高くなる
・アウトプットが速い
・手離れが早く次にどんどん目が向く
・すぐやるための余裕時間を作ろうとする
・はやく失敗できる
・失敗してもめげない
・やらないことを決められる
・できないことがわかる

実際のところ「もっと熟慮していればよりいい選択ができた」といったこともあるのですが、それは気にしないと決めています。完璧を求めていたら際限ないし、前に進めないので。

僕の好きな本『ピクサー流 創造するちから』にこんな一文があります。

“一般的に言って、やり方を考えることにエネルギーを注ぎ、行動に移すのは早すぎると言っている人は、何も考えずにどんどん進める人と同じくらいの頻度で失敗している。計画が入念すぎる人は、失敗するまでに人より時間がかかる(そしてつまづいたとき、失敗したという感情に押し潰されやすい)”

時間は有限。「すぐやる」ということは、一つの目標に達するスピードがはやく、次のアクションに進みやすい。失敗しても傷は浅くすみます。

「すぐやる」は結局は自分の意志によるものが大きいです。より多くの自分の意志で自分を支配することができれば、いろいろなことに充実感を感じることができるような気がします。「すぐやる」にどんどん火を点けていくことで、自分の中にある点と点がつながっていく感じ。これからも大事にしていきたいなと思います。

---

ふだん、仕事を通じて心がけていることや気づいたデザインに関する思考とTipsをTwitterで発信しています。よろしければフォローいただけると嬉しいです。

ハラヒロシ @harahiroshi




この記事が参加している募集

習慣にしていること

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?