見出し画像

9人の翻訳者たち『囚われたベストセラー』を見て

久々に夜更かししてまで見たい案件に出会いました。
作品は

9人の翻訳者たち『囚われたベストセラー』

サイト内より

全世界で一大現象を巻き起こしたミステリー小説「ダ・ヴィンチ・コード」シリーズ。その第4作目にあたる「インフェルノ」の出版の際に、驚くべきミッションが遂行されたことは、あまり知られていない。待望の新作を世界中のファンに同時に届けることと、海賊行為や違法流出を防ぐために、著者ダン・ブラウンの同意のもと、アメリカの出版元が各国の翻訳者たちを秘密の地下室に隔離して翻訳作業を行ったのだ。この前代未聞かつクレイジーな実話をもとに、デジタル時代ならではの仕掛けと、どんでん返しの連続を融合させた、新時代の本格派ミステリーが誕生した!
舞台はフランス、豪邸の地下に隠されたシェルターのごとき密室。大ベストセラーミステリー三部作の完結編「デダリュス」の翻訳のために選ばれし9人は、外出もSNSも電話も禁止される。ところが、最新鋭のセキュリティを突破して原稿の一部がネットに流出、「24時間以内に500万ユーロを支払わないと、次の100ページも公開する」という脅迫メールが、出版社社長のアングストロームのもとに届く。原稿にアクセスできるのは、作者のオスカル・ブラックと、アングストロームだけ。翻訳者の内部犯行だと確信したアングストロームは、自ら犯人探しに乗り出すが、銃さえ突きつけたさらなる厳格な監視のもと、第2の流出が実行される─。

驚きだったのはこの作品が、
ダヴインチ・コードシリーズ、
3作目の『インフェルノ』翻訳時、
実際に翻訳家たちが2ヶ月、
地下牢に閉じ込められ、翻訳したと言う事実。
それほど警戒して、世に出された作品にも驚いた。


私がこの映画のことをこうですと伝えるのは、
あまりにも言葉や知識が足りなすぎると感じました。

でも一言だけお伝えできるとしたら、

翻訳家はただ翻訳するだけじゃない。
その作品にどれだけの愛情と熱意を込められてるか、
そんなことを考えさせられる場面がたくさんある作品でした。

最後は映画の予告通り、
あなたはこの結末を『誤訳』する。

本が大好きな人に見ていだだきたい、
そんな作品のご紹介でした。



この記事が参加している募集

#おすすめ名作映画

8,131件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?