こだま号で行こう
金曜日から昨日まで、2ヶ月ぶりに地元に帰っておりました。
「こだま号って全駅止まるらしいけど、どんな感じなんだろう…?」という好奇心はあったものの、「早く帰りたいし、次帰る時に乗ろう」と言い続けて早1年。
ついに念願のこだま号帰省が実現しました!
今回は実際に乗ってみた感想をお届けします。
こだま号の特徴
私はこれまでのぞみ号しか使ったことがないので、今回の記事の比較対象はすべてのぞみ号とします。
全駅に止まる
こだま号の最大の特徴はすべての新幹線駅に止まること。
そのため、のぞみ号よりも空いています。
今後紹介する特徴は、「全駅に止まるので、」を冒頭につけるとしっくりくるはず。
自由席の確保がしやすい
のぞみ号の自由席は16両中3両しかありませんが、こだま号の場合は半分近くが自由席なので、始発駅での椅子取りゲームに参戦せずに済みます。
ゆっくりできる
列車によって多少の差はありますが、東京名古屋間を約3時間かけて移動するので、のぞみ号よりものんびりと過ごすことが出来ます。
のぞみ号の場合、どれだけぐっすり眠れても「ただいま三河安城駅を定刻通り通過しました」の肉声放送で叩き起こされるのですが、こだま号では肉声放送の回数がすごく少ないです。
あっても東京駅・名古屋駅を出た後の乗務員さんの紹介放送ぐらいなので特に気になりませんでした。
また、のぞみ号とこだま号の大きく異なる点として、車内販売がないことも挙げられます。カタイアイスやお弁当・コーヒーを買いたい!という方にはマイナスポイントかもしれませんが、パーサーさんがカートを押しながら何度も行ったり来たりすることがないので静かに過ごすことができます。(注1)
こだま号の楽しみ方
「ぷらっとこだま」を予約する
事前にこだま号に乗ることが分かっている場合は、「ぷらっとこだま」を利用するとお得に乗れます。(出発の1か月前から予約可能)
食糧をどうにかこうにかする
こだま号に乗車する場合、車内販売がないので自分で食糧調達をする必要があります。
お弁当、お菓子、お酒、おつまみなどなどありったけ買いましょう。
思っている以上に乗車時間は長いです。
たくさん食べて飲んで、たくさん寝られます。
ぷらっとこだまを利用しない場合、飲み物の購入もお忘れなく。
また、こだま号は1時間に2本程度しか運行がなく待ち時間が長いため、スターバックスで一服したり、立ち食いそばでおなかを満たすのも良いかもしれませんね。
自分なりの楽しみ方を見つける
乗車後は自由に過ごせるのがこだま号の醍醐味。
私はご飯を食べて寝て、お酒飲みながらYouTube見て、車窓から727の看板を探しつつ、note(この記事)をちょこちょこ書いて過ごしておりました。
727(アノ)看板の正体|看板物語|727 セブンツーセブン化粧品
こちらは三河安城駅を通過したときに見えるニチバンの建物。
のぞみ号だと一瞬で通過してしまうのでなかなか写真を撮ることができませんでしたが、こだま号だとちょうど加速ポイントなので、のぞみ号よりもゆっくりと眺めることができて写真も撮れました。
『無くしてわかる ありがたさ 親と健康と セロテープ®︎』
実家を出たことがある人にしかわからない、素晴らしいキャッチコピーだと思います。
一人暮らししてるとセロテープが本当に役に立つ。
ラップの端がわからなくなった時とか、ラップの端がグシャってなった時とか。
これぞ、無くしてわかるありがたさ。
過ぎ去る景色に 迷いを置いていこう
締め方がわからないので、東海道新幹線に関する情報をひとつ。
今夏、東海道新幹線の車内チャイムが20年ぶりに変更されます。(注2)
物心ついたころからAMBITIOUS JAPAN!だったんだよなあ…と思っていろいろ調べていたら自分がAMBITIOUS JAPAN!と同い年という事実を目の当たりにして「ほえ~そんな昔の… 昔の…???」となっておりました。
アヤヤトゥーヤが昔だと認定されるのなら、私ももう昔の女…???
時の流れ、恐ろしい。
注1:2024.0809 追記
東海道新幹線の車内販売は2023年10月31日で終了となりました。
今後はのぞみ号、ひかり号に乗る際も事前の食糧確保をお忘れなく。
注2:2024.0228 追記
JR東海公式チャンネルで公開されていた「会いに行こう」MVリンク切れのため、ムビコレ公式の紹介動画に差し替えを行いました。