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問題解決のジレンマ

人間の身体の痛みを少し考えてみましょう。抱えている痛みはどのようなものがあるでしょうか。

腰、肩、首などの慢性的な痛み
急性の筋肉痛
歯の痛み
頭痛
怪我をした時の痛み

さまざまな痛みが考えられます。酷いものから比較的マシな痛みまであります。慢性的でまあ慣れている痛みから急性の痛みまであって、感じる度合いに大きな差があります。

もちろん、いま痛いと感じているものが「痛み」です。
歯の痛みや怪我の痛みは、処置に急を要したいものです。
頭痛や胃痛や生理痛もそうですよね。なるべく早く治めたいと思います。

身体的痛みは、痛みの度合いが強いものをより感じます。
そして痛みの強いものから解消したいと考えます。
痛み止めを飲むのもそのためです。

ところが、1番の痛みが治まったら、忘れていた2番目の痛みを感じます。
2番目がなくなれば、また次に痛むところが表れます。
いったい、自分はいくつの痛みを持っているの?と思ってしまいます。

そのうち、また急な痛みが襲ってきて、辛い思いをしなければならなくなります。


さて、仕事上、生活上の問題をみなさんが抱えていたとします。
問題が自然に解消されることもあります。(軽い頭痛のように)
問題が急に起こり対処する必要も出てきます。

この問題を解決できたとしても、日頃から抱えている2番目の問題が浮上します。この繰り返しの症状が長い間続くものです。

これは痛みと同様のジレンマです。痛みを散らすことができ、たとえ治まっても、根本の問題がそこに潜んでいれば再発します。ある問題を解決しても次の問題が表れてしまうのです。対応に追われ

とは言え、人はいつも忙しくしていて根本解決をしようとしません。対処療法と同じで、問題をなんとか避けて解消させていることが多いのです。


問題解決する人は、できるだけ適切に処理を行う技術が必要です。



おまけ。
片付け方を間違うと同じような問題にぶち当ります。特に、日頃から中途半端に物事を見て行動している人は、次から次へと処理することが湧き出てきます。そして問題をまた適当に片付けることになります。これを悪循環と言います。

ご注意ください。

活動のために使いたいと思います。みなさんの人生時間を幸せな時間で満たせたらと思います。読んでいただいてありがとうございます。