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ジムニーについて(日常茶飯事)

雨の日も、晴れの日も、雪の日もぼくの足になってくれるのは、ジムニーです。
仕事、近くのスタバに行く、旅に出るのもジムニーです。
車が日常の一部です。

公共交通機関は使わないの、と問われればそれは使います。
電車もバスも好きです。
乗り物全般好きです。

写真を撮るためと足腰のために歩きます。
だから街ブラも大好きです。

車での移動が多いのは、運転が好きだから。
小さい時から自転車に乗って、京都の風景を楽しんでました。
冒険的な要素もあって、一人でも友達とでも自転車に乗って遊んでいました。
京都の大学に入って運転免許を取ったのですが自動車が買えません。
ミニバイク(原付)を購入して、桂から上賀茂の奥まで4年間通学していました。

仕事に就いて、これは車での営業です。
毎日毎日、車に乗っての仕事です。
タコフェリーに乗っての淡路島までの出張が、とても楽しかったことを覚えています。

現代は車社会だからといってしまえばそれまでなのですが、「運転が大好き」という理由がまさります。

自家用車も何台か買いかえました。
中でもお気に入りが、ジムニー。

初めて買ったジムニーは、北陸地方に単身赴任することになったためです。
もう20年以上前のことですが。
4躯でかつ経済的なことが理由でした。
ジムニーja22という軽の乗用車タイプ。
この車は長いことおせわになりました。

手放した後、しばらく2台の軽自動車に乗っていましたが、2018年に新しいジムニー(JB64)が誕生したのです。
今でもそうですが、新車購入は一年以上待ちです。
SUVを購入したところだったので、いつかは乗りたいジムニーに憧れました。

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あー、早く乗りたいな

ある日のこと、ふだんあまり通らない道を走っていました。
するとスズキ自動車の販売店があって、一台の新型ジムニーが展示販売されていました。

横目で見ながら家に戻ったのですが、なんだか〈ぞわぞわ〉してきます。
「あー、早く乗りたいな」という気持ちがこぼれているのです。
「あー、早く乗りたいな」という気持ちが、スマホのサファリを開かせ、店名を、電話番号を確認させました。
さっそく車屋さんに電話します。
「あのう、ジムニーが展示されたのを見たのですが、まだ売れてないですか」と尋ねると
「お客さんが見にはきていますが、まだ売れてませんよ」
という返答。
(これは行くしかないな)
(とにかく話を聞いてみよう)
とおもい、
「今からお店行きたいのですが、ご都合よろしいでしょうか」
とお客さまに対するような言葉使いで尋ねました。

構いませんと返事されたので、早速お店に伺うことにしたのです。

今乗っているSUVがどれくらいで売れるか、その差額を見積もってもらいました。
その日は、返事は少しだけ待って欲しいとお願いして、帰りました。

「あー、早く乗りたいな」と、もう買う気が充満していました。

(でも、価格交渉の余地があるだろう)とおもい、

後日、もう一度交渉しに行ったのです。

「下取りをもう50万上乗せしてもらえませんか?」
思い切って頼んでみました。
「ご主人、さすがにそれは勘弁してください。どこまでできるかを検討しますから少しだけ待ってください」
と逆に保留されました。
(でも、絶対ダメとは言ってなかったから)
少しの期待を持って数日待っていると、電話がありました。

「25万なら」
と返答をもらったので、その日出かけていたのですが、引き返し店に行ったのです。

そこから再度の交渉で、
下取り25万上乗せに、ドライブレコーダーサービス、こちらで用意するパイオニアのAVユニット取り付け代サービス、その他諸々で契約しました。

「あー、早く乗りたいな」が実現する日が来たのです。

このジムニー、新古車と言われる中古車ですが、新車より価格が高い車でした。
人気があるのでそれは当たり前のことです。
新型のランドクルーザーが5年待ちと言われる時代です。
多分生まれて初めてどうしても欲しい物になっていたのです。

ジムニーが本当の足になってくれたことが、とても嬉しいのです。
日常の足として活躍してくれるのが、とても頼もしいのです。

ジムニーの話は続きそうです。

スズキジムニー


活動のために使いたいと思います。みなさんの人生時間を幸せな時間で満たせたらと思います。読んでいただいてありがとうございます。