フォトグラファーが自分の撮った写真作品を解説してみた!

こんにちは原田将典です。
今日は先日撮った写真の作品解説をしていければと思います。
これを見て作品作りの参考にしたり写真を見るのが楽しくなっていただければ幸いです！

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写真作品【Mother】

https://twitter.com/harada_photo/status/1384452726038298627?s=19

作品意図

怒りだったり負の感情って中毒性ありませんか？
タバコとかジャンキーな食べ物とかもそうですが体に悪いけどそれが美味しいみたいな。

人間関係でも同じで束縛だったりとかも
多分お互いに嫌だけど何故かやってしまうその可笑しさみたいなのを作品にしてみたいなーと思い作りました。

テーマ選定

最初は
「疲れたときはお母さんの中に戻りたい」
「安心できる場所の構築」
をテーマにしようと思って作り始めました。

僕自身がここのところ忙しくて落ち着ける機会が無かったので落ち着きたい！みたいなとこからの着想です（笑）
ここからブレストタイムなんですが以下の流れです

そこから落ち着ける場所ってなんだ？
↓
そもそも落ち着きたいって思う時ってどんなとき？
↓
疲れてるか病んでるときだな
↓
病んでる時ってどんな状態だろう？
↓
依存してるときって一番やばい気がする

こんなことを考えながら作品意図を作りました。

どう撮るか？構図など

今回は伝える情報量が多かったので分かりやすさを重視しました。
出来るだけ1連の映像の切り抜きみたいな撮り方を意識してます。

安心する場所なおかつ依存だったり負の感情がある場所として『お母さん』にしたのも
ドラマだったり映画で取り上げられているネタなので感覚的に伝わりやすいかなと思って選びました。

映像の切り抜きみたいにしたかったので
モデルさんには
1：テーマと感情
2：扉から入ってきて一旦壁を見てからお母さんの絵を描いてそこに寝てください

この２点だけ伝えて1テイクのみで撮影してます。
途中で止めたり取り直さないことで感情がキレないようにしました。

次回への反省点

今回の反省点としては

色々な構図で狙いすぎた為写真の繋がりがうまく行かなかった箇所があったので
もう少し落ち着いて何を見せたいか考える必要があったなと思ってます。

あと写真にしてみると描いた絵の線が細すぎて伝わりにくかった部分があるのでもう少し太いマジックを用意しとけばよかったです（笑）

それではまた～