見出し画像

仕事のこと少し(縁と運その10)

2017年6月23日金曜日
「忘れてましたは、無しよ。」

人の短期記憶、つまりメモせず瞬間覚えておける記憶量はそれほど多くないということがある本に書かれていました。
なるほど、そうですよね。
電話番号等の数字の羅列を覚えるのも、5桁か7桁が精一杯です。
今なら3個から5個の数字ぐらいしか覚えておけない気がします。
さらに、時間が経つと忘れてしまいますし、他の覚えておくことが発生すれば、上書きされて前のことを忘れてしまいます。
繋がりのないことを覚えるのは、ほんとうに難しく、すぐに忘れるのです。
だから、メモを取る、ノートに書くことをしておけば、それを見て確認できるので少し安心です。

ビジネスマン(サラリーマン)時代に、メモを取ることを教えられてきました。
なぜなら、仕事とは約束事をかわして、その約束を期限内に守り処理するということです。
約束を繰り返し守ることで、仕事の成果(売上)が上がりや信用がついてきます。
一度でも約束を反故にしてしまうと、場合によっては一気に信用と売上をなくすことになります。
ところが、最近、約束事を守らなくてもビジネスが成立するという変な空気を感じます。忘れていたら、謝罪をし、次にちゃんと守ればよしとすることもあるみたいです。
確かに、人間のしている行為ですから、忘れることはあるでしょうが、頻度が高いとその人と仕事をしたくないんだろうと思ってしまいます。
恋人とのデートの約束を忘れてたって言われたら、悲しいし、私のことなんかどうでもいいのねと思ってしまうでしょ。それと同じことです。

「すいません、忘れてました」
という返答が返ってくることが非常に多い人がいます。
「すいません、まだできてません」なら社内などでは許されることもあります。
ぼくは、正直「忘れてました」という人を信用できません。

しかも、その人には何も言わないです。はじめは注意しますが、それでもダメな人はダメなのです。仕事を一緒にしたくないし、契約を交わしたくもありません。
「例の件はどうなった?」、「見積もりはできたの?」と必ず言ってもらえるわけではありません。
何も言われないうちにチャンスをなくしている。これにどれぐらいの人が気付いているでしょうか。
今日はココまで。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

(備考) 続きを書くと思いますが、いつになるかは未定です。
忘れてましたというセリフで、縁と運をなくしている人も多いかと思い、縁と運シリーズに入れ込みました。

#コラム #エッセイ #人生 #仕事 #縁と運

読んでいただいてありがとうございます。 サポートいただけるとほんとうに嬉しいです。 記事作りの役に立てたいと思います。