家に持ち帰ってまでやることではない。
学校が課す、毎日の宿題、夏休みの宿題。このことが休暇が取れない、働きすぎる日本の根っこになっている。
宿題は、本来自分が課す勉強である。予習や復習をし授業に臨んだり、調べ物をして、学校での課題を深く探求するものだ。自分の意思でやるのだから、居残りはせず、家に持ち帰る。新しい発見や発想力が、授業以外のところで養われる。
仕事も同じで、就業時間にすべきことができないと、多くの人は持ち帰って仕事をする。カフェで夕方から夜にかけラップトップを開いて仕事をこなしている。
それをとやかく言う権利はないが、もっと休みが欲しい、余暇を充実させたい、早く帰って心身を休ませたいなら、持ち帰らないことである。
時間内にできないのは、別に本人のせいだけではない。否、仕事がこなせないのを放っておく職場が悪い。
職場環境が仕事を終わらせないようになっていないか、検討した方が良いだろう。
言い訳は簡単にでる。
「得意先が遅くまでやっているから、仕方がない」
「携帯に電話がかかってきて、仕事が終わらない」
「会議のための資料を作らなければならない」
「上司から今日中にやっておいてくれと頼まれたら、やるしかない」
文言は万別にある。
宿題をやらなければならない。そして提出期限に出せなければ、先生に怒られ、成績に不利に働く。子どもの時からやっていて、染み付いてしまっている。
それは本当に家でやることなのか?
それは本当に必要なことなのか?
仕事で本当にやらなければならないことは何か。
やることが決まれば、スピーディーにやらなければならない。
家でやっているなど、それでは遅すぎるのだ。
職場を出てすべきことは、学校と同じで、予習と復習、調べ物をする。
仕事が今以上にできるように勉強をする。
体力、精神力が備わるように、トレーニングしたり、美味しい食事をとることだ。
と、ここまで書いたのだが、言いたいことは、
役に立ちもしない宿題はやらないこと。
絶対に文句のでる記事だと思うけれど、ちゃんと仕事の成果を上げるには、職場の環境を整え、仕事の内容やお客、取引先などを吟味して選択しなければ、優秀な人は集まってこないだろう。
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