独り言にしては長すぎる

なんとなく調子が悪い。
季節のせいか、気圧のせいか。
数十年もの間対話を続けていた「わたし」という人間は、このような時はひたすら己と向き合うことで調子を取り戻してきた。
その対話を何の意味もなく世に垂れ流してみようと思い記事を書くに至った。


その前に
せっかく記事に目を通してくれた方に向けて自己紹介をしようと思う。
と言ってもわたしは自己紹介が苦手だ。
わたしがどのような人間であるか、それはわたしが一番知りたい。
このような時には血液型や星座や流行りのMBTI等を用いると便利である。
A型/てんびん座/ISTP-A
少し脱線するが、上記の情報からどのような人物であるか想像してもらいたい。
想像力の豊かな方はたったこれだけの情報と文章からどのような人物か想像できるかもしれない。
対するわたしは全く想像ができないのだ。データをデータとして見ているに過ぎず、その向こうに存在する人物に思考を巡らせることができない。
わたしはそのような人間だ。


対話
冒頭で述べた通り、わたしは自身との対話を通じてストレスを乗り越えてきた。
自身の置かれた状況をありのままに捉え、自分が今何をするべきなのかを考える。そうすることで本来のポジティブさ(というより諦めの早さ)が取り戻されると考えている。

さて、そんなわたしが抱える言語化し難い不調。それは理解の難しい他者の感情に触れすぎたことが原因だろうと考えている。
ISTPの劣等機能はFe(外向的感情)である。
簡単に言えば人の気持ちが分からない悲しきモンスターなのだ。
他者の気持ちに鈍感なくせに自己主張ばかり激しい自身が誰よりも他者を害しているという自己嫌悪に雁字搦めになっていた。
他者を分かりたいとするあまり思考をフル回転させた結果がこれだ。

こうして現状を捉えることのできたわたしはこう結論づける。
分からないことを考えるよりも、自分が大切にしたい誰かのためにできることは何かを考え実践しよう。

我ながらいい人ぶった考えだと思う。
しかしながら、わたしは己の「いい人でありたい」と願う醜さを認めてやりたい。ありのままを受け入れることがわたしにとって調和のとれた状態であることを理解しているから。

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