チヌ偏愛@北九州
年なしまであと2cm!
Title Pictureのチヌ(黒鯛)は、48㎝の約2㎏で、小生のチヌレコード。
チヌ釣り師の一つの目標である50㎝超のチヌ。何年生きているのか分からないほど大きいから、”年(ねん・とし)なし”と呼ばれたりする。
一昔前は資源量が減少し稚魚の放流なんかもされていたようだけど、最近は完全に回復。むしろ増えすぎて、市場では値崩れ状態だそう。更にカキやアサリを食い荒らし、害魚扱いまでされるようになってきているとか。
ここ北九州でのチヌシーズンは、、、よくわかりません。。。
よくわからないけど、専らチニングの小生は、5月~7月くらいに釣行に出かけます。チニングを始めたきっかけは、ブラックバスのタックルでも釣行できそうだったことと、(ライト)ロックフィッシュ用に購入したロッドが(たまたま)チニングロッドだった為だ。
強烈な引きが魅力で、ライトタックルでの駆け引きは悶絶級。都市部や汽水域でも気軽に楽しめるチニングを中心に、小生のチヌ偏愛について綴ってまいります。
目次
🎣基本情報
🎣偏愛歴
🎣愛用タックル
🎣釣果を喰らう
★注意事項
🎣基本情報
スポーニングは春。真鯛と同様、春になると産卵で岸に寄った大型の乗っ込みチヌを狙っているアングラーもチラホラ見かける。マダイに比べると、乗っ込みの時期は若干早い気がする。
ということは、5月~7月にチニングに出かける小生は、アフターの回復系を釣っている、という事だろう。
小生は基本シャローで釣り歩くことが多いけれど、夏が近づくと”見えバス”ならぬ”見えチヌ”がウヨウヨ泳いでいることもよくある。これは、”ゴポッ”と出るんじゃね?と、トップウォータープラグを引いてみるものの、これまでチヌがバイトしてきたことは無い。。。
🎣偏愛歴
チヌ(黒鯛)と言えば大人の釣り。タックル他、一通りの装備を揃えるのにお金がかかりそうそうだし、フカセや団子は使う餌(撒き餌)の量も半端ない。
小生が初めてチヌを釣ったのは、、、
小学生のころ。
ハゼ釣り中に小型の黒鯛、、、通称”チ〇チ〇”。。。
これ、関東の呼び名なんですね。中国地方でも”〇ン〇ン”ってよんでました。他方、関西では”ババタレ”と呼んだりするそうですが、小生のまわりでは聞いたことありません。
その後、伯父さんに夜釣りに連れて行ってもらい、常夜灯が灯るフェリー乗り場付近にて振り出し竿を使ったヘチ釣りに挑戦、餌は活きた蟹。
小さなガン玉を付けてフリーフォール、底迄ついたらいったん回収。
手早く回収しないと、蟹が底にへばりついたり、岩穴に潜ったりして厄介だ。場所を移動しながらこれを繰り返していると、、、
ガツンッ!
猛烈な引き!
猛烈なファイトの末、釣れたのは30㎝クラスのチヌ!これはもう、チ〇チ〇じゃなくてチヌ!
当時小学生だった小生は、学校の友達や先生たちにその釣果を自慢しまくった。伯父さん、小生に”成功体験”をさせてくれてありがとう!
伯父さんは、小生の釣りの師匠でもあるのだけど、この夜が師匠との最高の思い出になった。
そして、中学生~高校生〜大学生~社会人(横浜)をすっとばし、
社会人(北九州)でチニングデビュー!
横浜では、ヘチ釣り師に多く遭遇した。太鼓リールで、中には自作の竹竿を使っている方までいた。ヘチ釣り師、カッコいい。。。でも、当時の小生は、ヘチ釣りスルー。あれは、匠クラスの釣り師がやる釣りだ、きっと。チャラチャラ釣りをしている小生なんぞが踏み入れる領域ではない。
という事で、チニング。チャラチャラな小生にもってこい!
メルカリやヤフオクで、リグの纏め売りを漁ります。耐久性はさておきですが、ハードルアーなんかに比べると比較的安く揃えられます。
基本は、日中。ふらっと出かけて、1、2時間の釣行。本当はマズメが良いのかもしれませんが、そこまで本気出して出陣はしません。
ハマれば爆釣、ハマらなければ無の時間が過ぎていきます。
見えチヌを探して歩き回ったり(見えチヌ自体は多分釣れない)、散歩してる人と雑談したり、割とのんびりな釣行をすることが多いです。
なんでしょう、比較的街中に近い場所で釣りをすることが多いせいか、魚の他に、人の目線も気にしている節があります、小生。なんとなく、ファッショナブルな、ゲームフィッシング、(下手糞なくせに)ちょっとカッコつけて釣りしている感があるかもしれません。
勿論、チニングそのものも楽しいのですが、やっぱりギャラリーがいるときのランディングの方が気持ちが上がります💦
チニングにおける小生こだわり
意外と雨上がり、濁りが入ったシチュエーションがいい。
兎に角ボトムをずる引き、ネチネチ。
なるべくお洒落をして出陣。
🎣愛用タックル
ライトタックルとスーパーライトタックルで出陣!
1号機:
MajorCraft CROSTAGE 黒鯛 CRX-T782M
SHIMANO COMPLEX BB 2500HG, PE0.6
2号機:
MEGABASS 礁楽 SLX-78L
DAIWA CALDIA 2506, PE0.4
と言いながら、これまでチニングで釣ったチヌは全て1号機。悔いが渋い時によりライトなリグで攻めるべく2号機が登場するが、実のところまだ1匹もかけたことが無い。
リグは基本的にチニング用のラバージグを使う。バス用のラバージグよりラバーが控えめで、(可動式のやや小ぶりな)フックにトレーラーのワームをつけて使用する。
たまに、面白半分でトップウォータも狙うが、水面を切り裂くのはいつも子シーバス(セイゴ)。未だにチヌのバイトを経験していない(多分)。
以下写真の通り、
チニング用のラバージグ
トレーラーワーム各種
サミー65
を小さなケースに詰め込んで出陣!
最近は、テキサスやフリリグでオフセットフックを使用するスタイルも流行っているようだけど、あれこれそろえるのは面倒だし、あれこれ釣行に持って行くと嵩張るので、小生は手を出していない。確かに、遠投したり広範囲を探るなら、テキサスやフリリグの方が良さそうだけど。
あとは、ランディングネットは必須。30cm超えると、引き抜けるとは思えないし、足場が高いとどうしても必要。また、リリース前提なのでフィッシュグリップも携帯するのと、見えチヌ探しには偏光のサングラスが便利。
小さなショルダーバックに、ルアーケース、ハサミ、リーダー、フィッシュグリップ、水筒を詰め込んで、右手にタックル2セット、左手にランディングネットを抱えて、海岸線を縦横無尽に打ちまくる!
🎣釣果を喰らう
最近は持って帰らない。。。持って帰ることを想定してチニングに出かけない。。。
北九州に移住した当初は、結構持ち帰る事が多かった。40cmUpのチヌが釣れたら、嬉しくて、、、見せびらかしたくて。。。
しかしながら、水質がそれほど悪くもないが決して良くはない場所で釣っているせいか、食すには少し、ほんの少し匂いが気になる。
故に、何度か刺身や塩焼きも試したが、食べれなくはない、けどしょっちゅう食べたいとは思わない。。。
あれこれ試したが、
フィッシュアンドチップス
香草焼き
が終着点。
特に、香草焼きは、予めオリーブオイルとローズマリーでマリネしてから焼くと良い。
★注意事項
ポイント(釣り場)を特定するコメントはお控えください。他のアングラーの迷惑にもなりかねませんので。釣りのポイント探しは、兎に角足で稼ぐ、現地で聞き込みする、が基本です。
タックルや釣り方について、あくまで、小生の偏愛としてご紹介しています。推奨したり、釣果を保障するものではありません。無論、当方はメーカーの回し者でもありません。
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