アメリカの食卓|原亜樹子
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アメリカ菓子のレシピ記事をまとめたマガジンです。
11月13日頃に新刊『アメリカ菓子とミステリ』(原書房)が書店に並びはじめます。ずっと書きたかったテーマで念願が叶いました。 これまでは自分の本を出版1年後や10数年後にnoteで紹介するという、いくらなんでも遅すぎる仕事をしてきたので今回こそは出版前にと思い書いています。 『アメリカ菓子とミステリ』では、アメリカのミステリによく登場する菓子をその登場作品とシーンと共に取り上げ、オリジナルレシピも載せています。レシピはドリンクとパイ生地、グレイヴィーも含めて30品です。
昨年秋に上梓した『アメリカ菓子図鑑』(誠文堂新光社)。シリーズ化している世界の『菓子図鑑』のアメリカ版をつくれないかとの依頼を受けて執筆した本です。執筆や菓子製作、撮影に加えて予算のやりくりにも苦心しましたが、なんとか書き上げ、おかげさまで重版し安堵しているところです。 菓子とともに、菓子を通して見えてくるアメリカの地域性や歴史もお楽しみいただけるよう選んだ6地域50州の菓子115品を載せています。今回はそんな『アメリカ菓子図鑑』の裏側をご紹介します。まだご覧いただいていな
【オートミールの選び方】①で4種類のオートミールについて説明したところですが、続いては、それぞれのオートミールに水を加えたり加熱したりしたとき、どのような違いがあるのか実験結果と共にお伝えしたいと思います。 米化に向くオートミールと粥に向くオートミール。それぞれどのオートミールでしょうか? ※今回の記事にはレシピは載っていません。それぞれのオートミールに水を加えて加熱したときの変化についてのみ説明しています。 購入をご検討いただく際はご注意ください。
スーパーにずらりと並ぶオートミール。「クイック」「インスタント」「ロールド」などと書かれていてとまどったことはありませんか?『自家製グラノーラと朝の焼き菓子』(PARCO出版)を執筆した10数年前にはスーパーに並ぶオートミールの選択肢は多くなかったのですが、今は多い分どれを選べばよいのか迷うことも少なくないのでは?そんなときの参考になればと思い、記事を作成しました。 オートミールとは?オートミールは「オーツ麦/燕麦(えんばく)」をひき割りにしたり押しつぶしたりして、食べやす
旬の果物をたっぷり使ったりスパイスを効かせたり。滋味なるアメリカ家庭菓子のレシピを少しずつご紹介していきます。 「ビンテージアメリカ菓子」のタイトルの記事では「古くから愛されてきたアメリカ菓子」や「ちょっとレアな菓子情報」を書いていく予定です。 おつまみグラノーラとは?「グラノーラ」については、「(本の裏側②)グラノーラは朝食かおやつか」でたっぷり書いたところですが、今回は著書『自家製グラノーラと朝の焼き菓子』には載せていないものの、雑誌やワークショップで好評を博した「お
2024年3月号『きょうの料理』の【おやつの時間】でアメリカの焼き菓子3品をご紹介しました。今回は自分の本ではなく掲載誌の話を書こうと思います。 特別なテキスト『きょうの料理』母が購読していたNHKテキスト『きょうの料理』は物心ついたときからいつも本棚にある一番身近な月刊誌でした。 かつて「きょうの料理」には【男の料理】コーナーがあり、そこで司会をされていたのが作家の東理夫先生です。東先生はテキスト誌面で【東理夫のあの人に逢いたい】という連載も執筆されていて、中でも印象的
2011年に『コブラーとクランブル』を上梓して以来、ほぼ一年に一冊のペースで本を出してきました。訳書と共著もあわせて11冊。計算が合わないのは、インドネシアで暮らしていた期間があるためです。 『自家製グラノーラと朝の焼き菓子』ができるまで2冊目の本『自家製グラノーラと朝の焼き菓子』(PARCO出版)執筆のきっかけは、遡ること『コブラーとクランブル』の打ち合わせの頃。雑談で私が口にした「今日はグラノーラを焼いていた」という一言でした。 「では次はグラノーラで書いてみませんか
旬の果物をたっぷり使ったりスパイスを効かせたり。滋味なるアメリカ家庭菓子のレシピを少しずつご紹介していきます。 「ビンテージアメリカ菓子」のタイトルの記事では「古くから愛されてきたアメリカ菓子」や「ちょっとレアな菓子情報」を書いていく予定です。 チェリーコブラーとは?「コブラー」とは何なのかという話は先日「(本の話1)あれから12年-「コブラー」を伝えるチャンスがもう一度やってきた」でたっぷり書いたところですが、今回は著書『コブラーとクランブル』には載せていないけれど、そ
少し前に投稿した記事ですが、投稿企画に「想像していなかった未来」を発見。noteをはじめたばかりの自分を知っていただく機会になればと思い、ハッシュタグをつけて再投稿しています。 新卒で特許庁に入り6年目に退職。菓子文化研究家の肩書きで仕事をはじめてから15年以上経ち、この冬11冊目の書籍が出ます。退職した当時はこんな未来が待っているとは思ってもいませんでした。 国家公務員になるまでアメリカンカルチャーに影響された団塊世代の親の元、まんまと北米好きに育ち、高校進学後に留学生
初のレシピ記事です。旬の果物をたっぷり使ったりスパイスを効かせたり。滋味なるアメリカ家庭菓子のレシピを少しずつご紹介していきます。 「ビンテージアメリカ菓子」のタイトルの記事では「古くから愛されてきたアメリカ菓子」や「ちょっとレアな菓子情報」を書いていく予定です。(ちなみに次回はコブラーのレシピの予定です。) 「クルムカカ」って何?先日公開した「(本の話1)あれから12年-「コブラー」を伝えるチャンスがもう一度やってきた」も似たような書き出しでしたが、「○○って何?」は、
昨年末に『コブラーとクランブル』(PARCO出版)の電子書籍が出ました。紙版が出版されたのは2011年なので、12年目にして電子書籍化されたわけです。 書籍『コブラーとクランブル』のこと『コブラーとクランブル』は私の最初の著書で、菓子文化研究家の肩書きで仕事を始めてから5年目に発売されました。まず、アメリカにはパイより簡単なコブラーという家庭的なデザートがあること。そしてそれは特別な材料や道具は不要であること。毎日でも食べたくなる飽きのこない滋味深い味であること。が伝わるよ
プロフィール、仕事のご依頼コンタクトフォーム、出版した書籍を下記にまとめました。 ◇プロフィール菓子文化研究家。米国高校へ留学・卒業後、大学では食をテーマに文化人類学を学ぶ。アメリカ各地をはじめ国内外での食の旅や取材を重ね、著書を上梓(『アメリカ菓子図鑑』『アメリカンクッキー』(誠文堂新光社)、『アメリカ郷土菓子』(PARCO出版)ほか多数)。 単行本や雑誌、webでの仕事のほか、企業や各種メディアへの情報提供、レシピ提供、メニュー開発も行う。 アメリカのほか、インドネ
はじめまして。 原亜樹子と申します。 菓子文化研究家の肩書きで、主にアメリカの食、中でも菓子を中心に本を書くなどしています。(と同時に2006年から和菓子店の取材も重ねてきました。さんたつby散歩の達人【街の愛され和菓子店】ほか) noteでは、書籍や雑誌ではご紹介する機会のないユニークなアメリカの食や、特別な材料や道具を使わなくても手軽にできるレシピをお届けしたいと思っています。 下記は最新刊『アメリカ菓子とミステリ』(原書房)と『アメリカ菓子図鑑』(誠文堂新光社)です