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オルタナティブスクールすだち設立への想い

公立の学校で教諭として働く中で、
一斉授業や集団教育を重視する公教育と
「個」が求められる社会も含め、
一人一人と向き合いたいという想いのギャップに悩み,

日本の教育が
今のこどもたちに合った教育ができるのを待っていては遅すぎる
その間にこどもたちはみるみる育ってしまい手遅れになる
という危機感からスタートしました。


中学生の頃から先生になりたいと思っていた人間が
海外の教育などにも触れることで教育の外側から教育を見つめ直した時,
いろいろな違和感に気付き、教育における「当たり前」に疑問を抱くようになりました。


10年に一度,こどもたちに必要な教育ができるようにと
学校における指導の指針となっている学習指導要領が改定され,
教育現場の移り変わりはあるものの,
本質的なところは戦後から変わっていないのが現状。


与えられたことをミスなく愚直にこなすこと
言われたことを言われたように実行すること
苦しいことには我慢して耐え忍び,できないことはできるようにすること……


いつしか「当たり前」なことに盲目的になり考えなくなってしまったことで
こどもたちが声なき声として悲鳴をあげているように感じます。

こどもたちは一人ひとりがかけがえのない素晴らしい存在です。

個性豊かで誰もがオンリーワン。

そんな個性を認め合い,あなたはあなたで素晴らしいと感じてもらえる
居心地のいい場所があったらいいな……

「創るしかない!」


移り変わりの速い時代で生き抜いていく力を育み
小規模校だからこその「個」に対応できるフットワークを強みに
公立の学校での指導経験を生かし,
学校以外の選択肢のひとつとなってくれることを願って設立を決意。


2020年11月11日にプレオープンという形から走り始めています。


スクールの名前「すだち」の由来は

こどもたちが生まれもった
元々備わっている“素”材のよさを“立”てる「素立ち」

スクールで培い、育んだ人間力で社会へと羽ばたいていく「巣立ち」

※なんか堅苦しい名前は嫌だったのでひらがなにしてフルーツの「すだち」でポップに♪(笑)


こどもたちは個性も人それぞれ。『みんなちがって、みんないい。』

誰もが自由に伸び伸びと自分を表現することができる人になって、

やりたいことにとことん向き合い,
お互いを尊重し認め合うような世界って素敵です。


こどもたちが親からもらった大切なプレゼントのひとつ『個性』
個性を大切に育み、伸ばし、生かしていく。


自分が学び,成長し,人生の時間を過ごす場所は
自分で選んでいい時代です。


一緒に成長し、一緒に学び、お互い助け合って、
それぞれが思う「倖せ」の形を創っていきましょう!

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