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日記 2023.08.07-27

2023.08.07

唇の上でぐにゃりと曲がるリップクリーム、潰れた蝉の平らな死骸、陽の短くなった18時台。
初夏を抜けて晩夏を待つ、真夏の最渦中であることを思い知らせてくる。

帰りにaikoのライブレポを読んだら久々にaikoが聴きたくなって『アップルパイ』を再生した。

ワンシーンのヒロインにも
彼女にもなれないまま

またねと冷たい空気吸い込んだ

『アップルパイ』aiko

この歌詞がaikoにしては直接的な気がした。

何百曲とお持ちなので一概には言えないが、状況や関係性は端々から分からせてくることが多いから、急にこんなにはっきり言われるとドキッとする。
彼の何者にもなれないと分かる絶望をこんなにも明るく歌い切れるのだな…


農民系ギタリスト(父)がめっちゃ生やしたブラックベリー、キロ単位で穫れるらしい。
職人(母)の手でジャムになって来阪


2023.08.10

note仲間で大学からの友達・優香ちゃんと、仕事終わりに梅田集合。
今日はそこまで混んでいないが美味しい穴場を見つけられて嬉しかった。

"元気そうで嬉しい"。

そう言ってしまうとありきたり、でも文字通り。

いつもながら近況報告を自分のことのようにうんうんと聴いてくれて、彼女からも楽しいことも悩みも言葉を尽くして話してくれる。

リラックスと全力が共存する。

(あと美味しいものを本当に美味しそうに食べる。私も多分つられて、いつも以上にそうなる)

他にも蟹炒飯とか美味しいものいっぱい食べたんだけど
美味しすぎたんだろうな、写真がない



2023.08.14

いい○曜日(特に月〜木に対し)、という表現をよく好んで書いていると思うのだけど、直近最も該当する日だったかもしれない。いい月曜日。

半年ぶりに会えた友人と。仕事終わりに合致
カウンターで日本酒方式のこぼれスパークリングワインなるものを仰ぎ、
2軒目では中華とビールも浴びました


2023.08.16

とあるきっかけで桃花源記をググって読んでみる。
"桃源郷"の語源となった漢文である。

桃源郷を再訪しようと印をつけながら帰ったが、もうたどり着くことはできなかったという短い俗話。
消えてしまったとファンタジー的に捉えることもできるけど、リアリストはこの設定に耐えられない。
印を消した方法とその意図についてずっと考えてしまった。


2023.08.19

色々と必要なものを買った後カフェに入るか迷ったが、どこも混んでいる。退散

冷凍クロワッサン、絶やさないでおきたい

SNSで他人の部屋のインテリアや家の写真を見るのが好きだ。
先日似たような趣向の友人が、こういった雑誌をよく読んでいると聞いて、久しぶりに私も買ってみた。

確かに、ひたすら家を見られる雑誌なんて好きに決まっている。なんで買おうと思わなかったのだろうか。
また一つ好きなものが増えたようで嬉しい


2023.08.21

冷やし中華はじめました(遅)
具で麺見えねえ


2023.08.22

テレワークめし。
直近で一番健康っぽい自炊。

大豆大好きか
小豆島のお土産にオリーブラーメンなるものを頂いたので、作ってみた。


今月新しい会社に入って、脳が忙しい日々を過ごしているので、いつもほど作れていなかったな。
コンビニ飯やUberEatsが瀕死の私を救い、割と肌荒れとかも起こさずここまで来れたので大感謝。


2023.08.25

27歳になる。

26歳、最初は「好きな数字じゃない」と思っていたが、ウルトラ面白い歳だった。

エレベーターにて急に誕生日を実感する人。
天候にも祝われた  めでたい女です
定時後即カフェ。誕生日めしに付き合ってくれる人の退勤を待つ
現地ぶりに出会えた"Nastro Azzuro"
イタリアビールどれも好きだな
帰ったら、仲良し三人組から届いてた。
何年やっても相変わらず毎回お互いドンピシャで凄いねわたしたち、、


2023.08.27

突然、ある友人から久しぶりの連絡が来た。

10代前半から服や音楽、様々な文化に対する感覚がシンクロナイズするため、互いを「ソウルメイト」と称してきた人物である(大真面目)
最後に会ったのは、3年前。


彼女は昔から恐ろしく絵が巧く、その創作はいまも鋭意続いている。
発想力・作画の美しさ・文筆の巧みさ・彼女の創るすべてを好きでいること、もう約15年になったのか。時とは恐ろしくて愛おしい。

そしてその間中ずっと産みの苦しみと闘ってきたのかと思うと、いやでも畏敬の念を抱く。

3年前に会ったとき

脱サラしフリーになったのは知っていたが、最近noteに短編が連投されたのを見て、完全に”生存”を確認した。


おそらく彼女にとっては、湧き出るアイデアの量とそれを形にするのにかかる時間、さらにはそれに対するホモサピエンスの平均寿命が、きっと釣り合っていない。

連投された作品についても相当苦しんで産み出したと予想する。それでもなお、創作によって呼吸している。
久しぶりの作品への興奮によって、彼女が”生きている”ことを確認できた私は、読み終えてひどく安心した。


是非観てほしい、という観逃さないでほしいので、貼っておきます。

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