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パリコレで証明したSnow Manラウールのやり抜く力|インスタライブでも見られたプロ意識

2024年6月27日、SnowManのラウールがファンに向けInstagramにてライブ配信を行った。

いつもにも増して待ち望まれたこの配信。

自身の21歳の誕生日という記念に加えて、
数日前に自身のInstagramのストーリーズに投稿された
「The happiest day of my life. Dreams come true!!!」について
詳しく話すとブログにて約束してくれていた。

ラウールは、2024年6月21日(パリ現地時間)「メゾン ミハラヤスヒロ(Maison MIHARA YASUHIRO)」2025年春夏コレクションのショーに出演し、ランウェイモデルとしてウォーキングを披露した。

さらに同日、フランス・パリのモデル事務所「BANANAS MODELS」に所属したことも明らかになっていた。

トータルで約2時間のインスタライブを通して、
・モデル事務所所属に至る背景
・ショー出演に関する裏側
・約1ヶ月間のパリでの生活
などの情報について詳しく語った。

◼︎Raul/ラウール @raul_official_sn



ラウールは、約2年半〜3年前に事務所スタッフとの雑談の際に「パリコレに出たい」と夢を掲げ、そこから今日に辿り着いたと語る。

前例の無かった「アイドルとランウェイモデルの兼業」
ラウールはこの夢を、人を巻き込み、自ら行動し、成し遂げた。

Instagramで語られた挑戦の背景に、ラウールのやり抜く力が存分に表れていた。

世界の一流が持つ能力・GRIT(グリット)

成功する人の共通点を研究したペンシルベニア大学のアンジェラ・ダックワース教授が提唱するGRIT(グリット)

GRIT(グリット)とは、日本語で「やり抜く力」と定義されている能力で、以下4つの要素から成り立つと言われている。

・Guts(ガッツ):困難なことにも立ち向かう度胸
・Resilience(レジリエンス):苦境にもめげずに立ち直る復元力
・Initiative(イニシアチブ):自ら目標を見つけて取り組む自発性
・Tenacity(テナシティ) :最後までやり遂げる執念

やり抜く力GRIT(グリット)
アンジェラ・ダックワース 著/神崎 朗子 訳

著者はさまざまな分野で成功を納めた人を分析し、その共通点がGRITであると結論付けてる。この能力がラウールにはすでに身についているのだ。

大きな夢を抱ける度胸

ラウールには、ガッツがある。

「パリコレに出たい」

そもそもこの夢自体、途方もなく大きい夢のように思える。

前例が無い、誰もやっていない、既存の仕事がある、メンバーへの配慮が必要、事務所を納得させなきゃいけない、語学が堪能じゃなきゃいけない、人脈がない、もう少し実力がついてからの方がいいかもしれない、

言い訳というレベルではなく、現実にある課題はパッと思いつくだけでもいくつもある。

こう言った課題全てに立ち向かう度胸を備えている。

夢を叶えるもっと手前にある、自分を信じ夢を描ける器の持ち主。

◼︎Maison MIHARA YASUHIROSPRING / SUMMER 2025 Collection“PERSONA Part Five

挫折すら「良い経験」と乗り越える耐久力

ラウールには、レジリエンスがある。

レジリエンスとは「回復力」「復元力」「耐久力」「再起力」「弾力」などと訳される言葉で、「困難をしなやかに乗り越え回復する力」として、ビジネス界や教育界で重要視されている。

ラウールはインスタライブの中でこの挑戦を「人生初挫折」と表現した。
それもそのはず、週1ペースでモデル事務所の面接を受けるもことごとく落ちたり、キャスティングも思うように進まず「パリで一人で泣いた」と赤裸々に語ってくれたが、その後すぐに「めっちゃ良い経験。」と挫折を振り返る。

落ちたショーを見ながら新しい目標がいっぱいできた、と。

ラウールは涙も悔しさも、しなやかに乗り越える力がある。

仕事に対する圧倒的な自発性

ラウールには、自発性がある。

GRIT(グリット)上では、この能力はイニシアチブと言われ「自ら目標を見つけて取り組む自発性」と定義されている。

ラウールは自分の人生の舵を持って開拓している。

モデル業のことはもちろんのこと、
来月公開の映画『赤羽骨子のボディガード』のPR向けて「7月はコメディアンのつもりで笑いを取りたい」と意気込んだり、レギュラー番組の「それSnowManにやらせてください」の話題も盛り込み「フードファイターとして結果残したいんだけど(笑)10月いい大会ありませんか」など楽しそう次々と目標を語っていた。

◼︎映画『赤羽骨子のボディガード』|8月 2日(金)全国公開

◼︎それSnow Manにやらせて下さい|TBS

一つ一つの仕事に対する自発性。

これが、ラウールをここまで導いている。


ここまで辿り着いたモデル業も、最初から特別な場所を用意されていたわけではない。モデル業を始めた最初の頃に与えられた仕事の一つが、東京ガールズコレクションのランウェイ。

初期の頃のラウールへのフォーカスは、今ほどではなく、
SnowManとしての出演や他のタレントとの共同ステージだった。

出演時間も長くて2分程度だったのが、回を追うごとにクオリティも話題性も増していき、2024SSのショーではラウールだけに6分30秒が与えられている。

◼︎(最新)ラウール「TGC SPECIAL STAGE | 東京ガールズコレクション 2024 SPRING/SUMMER」

一流のこだわりと執念

ラウールには、こだわりがある。

冒頭、改めてファンからの「アイドルを辞めるの?」という質問に 『やめないですね。このパリコレ行くぞっていう感じは、アイドルの中で、何か面白い形を探りたい感じ。アイドルをやめちゃったら、元も子もない』と説明。

彼はいつも言ったことを行動と結果で見せるが、その様子はインスタライブの中だけでも存分に表れていて。

例え他国であっても、CMに出演する不二家の以外のケーキは買わない徹底力。

さらにSnow Manのラジオ番組が始まる21時からは一旦ライブを中断し、放送終了後に改めて2部を再開した。

テレビやラジオだけでなくネットでの配信も増えた中でいわゆる「裏かぶり」を避けるのは正直容易ではないが、STARTO ENTERTAINMENTのグループは動画の配信開始時間にも気を配っている。

そうしている理由はいくつかあるだろうが、そのうちの一つに共に仕事をしている会社へのリスペクトがあるように感じる。

テレビでもラジオでも配信でも、
番組を作っている会社があって、広告を出してる会社があって、その他にもたくさんの人が関わり、大切に仕事をしている。
影響力が大きい企業・タレントだからこそ、たった一つの選択が会社同士の信用問題にも発展しかねない。

企業や所属事務所からすると、客観的に判断を下すことのできる信頼できるタレントという印象だろう。

こういった徹底力に、淘汰の先に行くラウールを見る。

◼︎不二家 presents Snow Manの素のまんま|SnowMan レギュラーラジオ

ラウールが解釈する「アイドル」とは

挫折や悔しさも味わいながら、やり抜く力(GRIT)を改めて証明したラウール。一つ一つの仕事に丁寧に真摯に取り組む様がよくわかった。

ラウールはインスタライブ内で今回出演した「メゾン ミハラヤスヒロ」のショーの解釈について聞かせてくれたが、「アイドル」という自分の職業を今後どのように解釈していくのだろう。

「歌」「踊り」「バラエティ」「俳優」「モデル」など
様々なジャンルで挑戦し続け着実に経験を積んでいくラウール。

ひとまず先日のインスタライブで改めてわかったことは、
本人は「アイドル」という職業を心から楽しんでいる。

アイドルだって、パリコレだって、全てをフリにして進む
未だ類を見ないキャリアを築いていくラウールが描く未来
叶った夢をこれからもぜひシェアしてほしい。


最後までご覧いただきありがとうございました。

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