見出し画像

ドイツ人から東洋思想や文化を知る その8 番外編 ベルリンのカウントダウン

ドイツベルリンのインドに17回と、毎日がチベット体操と瞑想三昧の、ドイツ人なのに私よりも東洋的なおじさんの家の部屋を間借りして、はじめての12/31カウントダウンを迎えました。

ベルリンでは、中心街のブランデンブルグ門前で、カウントダウンがあるとのことで、クリスマスから遊びに来ていた妹と一緒にマイナス16度のベルリンの夜を散策しに行きました。

おじさんは、寒いし若くないから外出はしないで家にいるそうです。

一言、「日が変わるときは、花火とかネズミ花火をみんな投げたりつけたり危険だから気をつけて」

出掛けてみましたが、寒い、寒すぎる。

手袋二枚重ねでも寒さが染み込み、カウントダウン会場までの道のり、妹と寒すぎて泣いてしまいました。

ドイツ人、シャイなのか、硬派なのか、私たち年頃の女子が歩いていても、誰も声をかけたりといった、ナンパな人はいませんでした。

反面、びっくりするくらい、暖かい地域出身のユニークな男の子たちが、マイナス16度のベルリンもお構い無く、陽気に話しかけてくれました。

陽気な仲間たちとカウントダウンステージ前までゆき、カウントダウンを済ませ、あまりの人混みで、彼らとはさようならもできずに、さようならをし、帰途の道へ。

ベルリンは週末や、イベントの日は、一晩中電車が走っています。

帰り電車を待っているときが怖かった。

駅のホームの右側と反対側の左側の道路から、ロケット花火をクロスして発射してくる、ガキンチョたち、多数!
バカ野郎!

電車があるといっても、一時間に一本か二本くらい。

時刻表もないので、ヒュンヒュン飛んでくるロケット花火にぶつからないように、ホームの壁に隠れて電車を待ちました。

やっと駅について家に帰る途中、またガキンチョたちが、たむろっていたので、ヤバイなと思いながら見つからないように裏道に入ってきたくしようとした途端、ネズミ花火を大量投火しはじめて、バチバチンバチンバチン!ドバアドバ!ダダダダダダタ!

( ̄▽ ̄;)

(;゜0゜)

(*゜Q゜*)

((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

恐怖で家まで、ダッシュしました。。。


帰ったらおじさんは、まだ起きていて、

「早かったね」

私、あんまり、ネズミ花火が怖かったので、思わず泣いてしまいました。

おじさん
「だから、花火に気をつけてっていったでしょ」

私「あんなにヤバイとは思いませんでした。。。」

こうしてはじめてのベルリンで、新年を迎えたのでした。

皆さんもよいお年を!
ハッピーニューイヤー!


おじさんは、というと、日本でも年末おなじみのSASUKE TBS放送のあの、サスケ!
80年代に放送されたらしい日本の放送を、ドイツでは、「ニンジャ ウォーリアー(という)」を大爆笑しながら、ケーブルテレビで、見ていたのでした。

たけし軍団とか出ていました。

「この人たち、面白いんだよ!ヒヒヒヒヒ!」

おじさんの初笑いは、SASUKEから始まったようです。

ハッピーニューイヤー❗
Frohes neues Jahr! (ドイツ語)

作品 百花繚乱

百花繚乱

以前のお話は以下にて、ご覧いただけますと嬉しいです↓


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?