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時間の決定権を相手に渡さない段取り

僕たちには毎日自動的に24時間が与えられる。
たぶん。

急に終わるかもしれないし、まだまだ続くかもしれない。本当のところは誰にもわからない。

だからこそ、今日という一日を本当に大切なことのために生きたいと強く願っている。そのためには時間を自分の管理下に置くことがとても重要。少しわかりにくいが、簡単に言うと決定権を相手に渡さないということだ。要は、相手の言いなりにならないということ。


わかりやすい例として散髪で考えてみる。

僕の場合、1か月後には伸びて白髪が目立ち、みっともなくなるのはわかっている。なので、散髪したその場で翌月の同じ頃の予約を取る。それも、そのカットサロンの付近を通過する予定日の一番都合の良い時間帯を。

なにせ1か月先のことなので選び放題。

ところが「伸びたら予約する」と僕にとって都合が良い時間帯が空いているとは限らない。カットサロンが空いている日の時間帯に誘導され、相手に合わせるしかなくなる。


アポの取り方1つとってみても、全て相手の言いなりになる必要などない。

特に移動時間は問題だ。運送業や公共交通機関などの運転手でない限り、移動時間は何の価値も生み出さない。僕にとっては本当に無駄な時間だ。少しでも活用したいので、動画教材の音声を聴きながら運転したりもしているが生産性は上がらない。

さらに朝からの仕事の場合、(当たり前だが)遅刻はしたくないので通勤ラッシュを避けるために早めに自宅を出る。目的地に早く着くので待ち時間が発生し、さらに無駄な時間を生み出す。このところオンラインでの仕事が増え、移動が無駄な時間だというのを改めて認識した。これは工夫しなければならない。 
 
最近、改めて考えるのは、通勤ラッシュ時に移動をしないといけないような時間帯に仕事を入れるのは、なるべく避けようということだ。自営業の僕は自分でコントロールできるので午後から対応すれば良いだけなのに、なぜ今まで気がつかなかったのだろうか・・・。


集中力も1つの判断基準になる。一般的に午前中は集中力が高く、午後は低いので、受講者に集中力が必要な「研修」は午前中に入れる。一方、相談への対応は午後に入れる。強制的に集中力が上がるからだ。逆に午後は書類作成の仕事は全く向かない。

個人事業主や1人法人の経営者にとって限られた時間を最大限に活用することが業績に大きく反映する。そう考えると、他にも改善の余地はまだまだありそうだ。

なるべく自分の有利になるように段取りするのは、サボるためではなく、本当に大切なことに振り分ける時間を増やしたいからだ。僕たちは他人の要求や期待を無限に受け入れるために生きているわけではない。

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