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クイズです!野球とラグビーの大きな違いは何でしょう?

クイズです。


「野球・バレーボール・テニス」

「サッカー・ラグビー・バスケットボール」

それぞれのグループの大きな違いがあります。
それは何でしょうか。


答:試合終了の時間が決まっているかどうか。


野球は(7回戦や時間制の大会もあるが)9回が終わって得点の多いチームの勝ち。バレーボールやテニスは決められたセットやゲームを先に取った方が勝ち。なので、終了時間が読めない。

野球の国際大会なんて深夜まで続いたりする。

そういえば、昔のバレーボールはサーブ権なるものがあったので、とてつもなく試合時間が長かった。だから、ルール改正は時短が中心となる。

良いか悪いかは別にして野球のピッチクロックなんて、その典型だ。


一方で後者は前半や後半、クオーターとそれぞれの終わりが決まっている。もちろん延長戦はあるが、それでも前者と比べると決着が早い。

仕事も同じだ。会社を出る時刻やタスク処理の予定時間を決めずに、とにかく終わったら帰るという働き方では体力だけが勝負。そこに工夫は要らないし、これでは生産性なんて上がらない。

実はもう1つ大きな違いがある。


それは試合の終わり方だ。


前者はその状況(9回が終わる、決められたセット数を取る)になったら終わり。後者は、制限時間が無くなれば終わり。

こうなると、観客はともかく選手は試合に集中しているので、ホイッスルやブザーのような「音」で知らせるしかない。

ここにも働き方のヒントがある。


実は僕は時計を見ながら仕事をするということが苦手だ。例えば、研修資料の作成に集中しているとすぐに予定をオーバーしてしまう。そこで重宝するのが携帯電話のタイマー機能。時間が進むストップウオッチではなく、タイマーの方が残りの時間を把握しやすいし、音で途中経過や終わりを知らせてくれるので効率が上がる。

子供の勉強用に購入したけど横取りして僕が使っているのがコレ。

これがまた優れもので、赤いメモリを合わせると時間の経過と共にスライドして減っていくので残り時間が感覚的に把握できる。制限時間が無くなればアラームが鳴る仕組みだから、とてもわかりやすい。

全国的なことは知らないが、僕の住んでいる地域の小学校は、昼休みの終わりと午後の授業が始まるタイミングでチャイムが鳴る。 

「(昼休みが)そろそろ終わるよ」という予鈴の次に午後の授業の合図(本鈴)が鳴る。この予鈴の存在意義はとても大きい。もし無ければ授業に遅刻する子はかなり多いと思う。特に低学年は遊ぶのに夢中になって時計なんて見ていられないので、音で知らせて時刻を伝える仕組みにしているはずだ。

成長するにつれて、ある程度は自分で時計を見ながら行動できるようになるのだろうが、集中しているとどうしても時間を忘れてしまう。 

子どもが時間を忘れるぐらいに集中できることがあるというのは幸せなのかもしれないが、宿題や決められた家の手伝いをせずにYouTubeを見続けていてもニコニコと笑っていられるのだろうか。結局は保護者が制限をかけているのだ。


これは大人でも同じだ。音を使うことで終わりがわかり、速やかに次の行動に移れる。


「何に使ったかのかわからないけれど今日も一日が終わってしまった」

より

「決めた予定を確実に実行できた一日」の方が自己肯定感は確実に上がる。

そうやって時間の価値を理解できると、本当に自分が大切にしていることに多くの時間を投入できるようになるはずだ。

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