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2週間プランニングのススメ

僕は金曜日の午後に1週間の振り返りとタスク整理、翌週以降のプランニング(大人の時間割)を行っている。

試行錯誤の上で今の形に落ち着いた。

スケジュール帳であらかじめ金曜日の午後をブロックし、時間を確保するようにしている。もちろん、優先順位の高い仕事が入れば土日に繰り越す場合もある。それでも、なんとか続けられているのは、プランニングを実行する日と時間帯を決めていることが大きい。

このような「急がないけど重要なこと」は曖昧なので、どうしても先送りしてしまいがち。特にこの時期は新年度の登壇依頼が相次ぐので、整理しておかないと混乱する。漏れやダブルブッキングがあると死活問題だし。

それだけではない。

僕たちが使える時間は案外少ないということに気づかされる。どうあがいても1週間は168時間。睡眠が7時間だとして1週49時間は自動的に除かれ、残された119時間が活動できる時間ということになる。さらに食事と入浴は必須として21時間程度は必要。となると100時間を下回る。

就業時間の確保も最優先。1日8時間労働だとして、残業は無くても準備や通勤時間を入れると、(仕事以外に)自分が本当に大切にしていることに使える時間は1週間で30時間程度になる。ちなみに僕が以前勤めていた残業や休日出勤が当たり前の会社であれば「未来の理想像」につながる行動なんて無理だとわかる。これでは人生は停滞するよね。

プランニングは1週間より2週間スパンの効果が高い。金曜日の午後になってから翌週月曜日の予定が判明しても対応が遅れてしまうので2週間単位が断然オススメ。

僕は具体的にはこのように進めている。

(1)すでに決まった予定を入れる。

(2)移動も予定時間に線を引く。

これらは他の行動には使えないとわかっている。

(3)起床と就寝時刻を入れる。

安定していることが望ましいのだが、早朝の移動や夜の講演の時などは少しズレる場合もある。

(4)ルーティンを入れる。

特にジョギングは夕方の明るいうちにと決めているので遅い仕事が入っている日は行わない。

(5)可処分時間を蛍光ペンでマークする。

可処分時間とは、自分で自由にタスクの選択ができる時間のこと。ここが週間プランニングの最大の目的とも言える。

(6)可処分時間にタスクの振り分けをする。


プランニングなんて面倒だし、そもそも予定に縛られるのが嫌だという方もいるだろうが、それは全くの逆。決めることで一旦忘れられるので、とても楽になる。空いた脳のメモリを大切なことに使えるし、あらかじめタスクを振り分けておくことで、気分に左右されないプランニングができる。

こんな素晴らしいことはない。

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