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曖昧を具体的に。それが計画だ。

僕たちは、抽象的な事柄に対してなかなか行動を起こせない。どうにかしてヤセたいと願っていても、それが具体的にイメージできないと目の前の甘いケーキに心を奪われてしまう。

僕が提唱するタイムマネジメントの定義は

「本当に大切なことに有限の時間をなるべく多く使う技術」

この「本当に大切なこと」とは未来の理想像につながる行動のことだが、それはどうやっても抽象的なものでしかない。いくらビジュアル化したとしても、少しは具体的になるだけで、やはり目の前の具体的な事柄と比べると抽象的になる。

締め切りは近ければ近いほど具体的になる。そして、締め切りを守らなければ痛みを伴うということもイメージできる。しかし、数年後の理想的な生活につながる行動は、今やらなくてもほとんど影響はしないし、イメージも薄い。なぜなら、数年後の話だからだ。

今やる必要が無いことを意志の力だけ実行するのは本当に難しい。一部の天才は誰に習うこともなく、今やる必要の無いこと(ほとんどの場合は「本当に大切なこと」)に多くの時間を自然に配分できるのだろうが、凡人代表の僕なんて計画を作らないとどうでもいいことに流されてしまう。当然、人生はより良い方向に進まない。

計画は具体的だ。

目に見えない概念のようなものでしかない「時間」の使い方を可視化したものが計画。計画があるからこそ、うまくいかなかった時でも改善ができる。そして、やればやるほど精度が上がってくる。

自分で計画を作らなければ、どこかの誰かが作った計画にコントロールされてしまう。これでは「自分の人生は自分ではどうすることもできない。」という感覚を持つのは自然なことだ。

実に恐ろしい・・・。

自分で計画を作ってから実行すると、当然ながら自己肯定感も上がる。それは間違いなく、人生の重要な決断をする時の決断力になるはずだ。

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