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目標と行動計画のつながりを自分なりに整理してみた

そもそも目標とは何だろうか。

未来の理想像と現在地との差が課題(問題)。そしてその課題には必ず原因がある。その原因を解消するために目標を、目標を達成するために行動計画を設定する。

僕はこれが課題解決の構図だと考えている。未来の理想像につながっていない目標は(悪いとは言わないが)ほとんどの場合、頑張れない。なぜなら、やってもやっても未来がより良くならないから。

理想の体形になりたいので1年で5kg減という目標を設定しても、行動計画が「1か月に3回はケーキバイキングに行く」だったら目標達成とはズレている。大袈裟な例だが、似たり寄ったりの計画を立てる人は案外いる。

僕は20年以上もタイムマネジメントに取り組んでいるが、自分でもわからなくなる時があるのが目標と行動計画の関係性だ。そんなの知っているという方は読み飛ばして欲しい。

例えば、太り過ぎという課題に対して2つの原因(摂取カロリーの多さと運動不足)があったとする。目標は6か月で体重5kg減。これは結果ゴールだ。行動計画を実行したところで5kg減るかどうか厳密にはコントロールできない。要は結果論だということ。一方、行動計画は自分でコントロールできるものでなければならない。

例えば、
・食事は朝晩の2回にする
・ライスの量を茶碗の半分にする
・夕食後は何も口に入れない
・夕食後に30分間ウオーキングをする
・・・などなど。

もちろん、やったりやらなかったりでは結果は変わらない。だからこそ行動計画にもゴールを作る必要がある。「週に5日連続で実行する」などが行動ゴールだ。「毎日」できるのならそれでも良いが、ゴールがはっきりしないので「いつまで続けるか」を決めておくとやりやすい。多少強引でも行動ゴールを作ると、やったかどうかの判定ができるので改善につながる。

目標が結果ゴールで行動計画が行動ゴールというわけでもない。

目標には結果ゴールと行動ゴールがある。僕の今年の目標である登壇回数100回は基本的に結果ゴールだ。それは99%が「呼ばれ講師」だから。ここに行動ゴールとして年4回の主催を計画しているが、どちらも目標だと考えている。なので、それを実現させるための行動計画を作っている。

その他、読書100冊、バットの素振り100回、縄跳び2重飛び100回は行動ゴールで、体脂肪率、柵越えホームランは結果ゴール。

一方で、行動計画は自分で動くことが基本なので、設定するにしても行動ゴールしかあり得ない。もちろん、(行動)ゴールは作らなくても構わない。

ちなみに読書100冊に対して月に10冊、週に2冊というのは目標を分割したダウンサイジングでしかない。以前は、これを行動計画と間違えていた。行動計画はいつ(時刻やきっかけ)、どのくらい(時間)が決まっていないといけない。

読書の例だと、起床後に15分、入浴中に30分、就寝前に寝室で15分の計1時間で、それぞれ別の本を読み進めている。

目標の上には「何のために」という目的がある。これを「効果」と言い換えるとようやく腑に落ちた。読書の目的(効果)としては、メールマガジンのネタであったり、ブランディングだったり、いずれ出したい書籍のため。

未来の理想像と目的(効果)を意識しながら目標と行動計画を行ったり来たりすると、精度は上がっていくはずだ。

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