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飼い主の不調と犬の不調

うちのロビンは体調を崩すことは少ない方だと思う。
大抵の不調は病院に行くほどのものでもないので、1日様子を見れば元に戻ることも多い。
ロビンが体調不良で病院へ行くことはほぼ皆無と言っていいと思う。

1年間で病院へ行く回数は片手でも余るほどで、その片手のうち1回は健康診断だ。
他に病院へ行く目的は、体調不良ではないが、気になることが大事に至るものなのかどうかの確認だったりする。

元気とはいえ、13歳のシニア犬。
ロビンは老齢性のイボができやすいようだ。
そして、去年見つけた脂肪腫。

体のチェックはマッサージなどをしながら行っているが、脂肪腫は皮下のもので、次に探すのにどこだっけ?というぐらいのものだった。
まさか悪いものではないよね?と思いながら、見つけたその日に近所の動物病院の診療時間ギリギリで土砂降りの雷雨の中連れて行った。(車だけどね)
悪いものならば、早めの方がいいと思ったし。

最近の病院と言えば、それぐらいだろうか。

脂肪腫も食事でなくすことができると発信している東洋医学の獣医さんもいるので、我が家も見習ってみようと思う。

そんなロビンが、先週末から3日も下痢が続いた。
こんなトロトロな下痢が3日も続くなんていつぶり?
私の記憶では1歳の頃以来のような気がする・・・

当時はまだなにもわからず、動物病院で出された療法食の缶詰をせっせと言われるがままに与えたが、下痢は一向に治らず、1週間も続いた。
友人から「その缶詰をやめたら治るかもよ?」と言われ、なかなかいいお値段の缶詰だったし、思い切ってやめることにしたら、下痢も治った。

そこに、私の意識が関係していたことは、今思えば「なるほど」な出来事だ。

そして、今回の下痢。
自分に矢印を向けて考えてみる。
右腕の五十肩の急性期が3週間ほど続いて、夜寝るのもつらい。
そこに追い打ちをかけて右腕の親指の付け根が痛くなり、右手が全く機能できないような状態になり、しかものぼせのような手足や顔が熱い状態が4日ほど続き、頭痛もある。

この体調不良のイライラがロビンの下痢を引き起こしたのだろうか?

さすがに下痢が3日目になったときに、これはまずいと思い対策を練った。
といっても、本犬は下痢はしているが至って元気で、食欲もいつもと変わらずあるのだが。

Facebookの犬の生食のグループで、細菌性の下痢によいという人参スープの存在を以前から目にしていたので、人参スープを試してみようと仕事帰りに人参を買い込んで、1時間半かけて人参スープを煮込んだ。
当然、月曜日のロビンの夕食は人参スープのみだ。

そして、私の体調不良も回復させなければ、この状態は脱せられないかも、という思いもあったので、のぼせなどの熱をとる漢方薬を買って飲んでみた。

漢方は飲んでその日のうちに自分でもわかるほど暑さが和らいだ。
親指の痛みは、五十肩にも使っているCBD軟膏を塗りこむことで1日で引いた。
さすがに五十肩の急性期はなかなか脱しないが、ピークはあのときだったのかもという頃と比べると痛みは軽減しているように感じる。
かといって、痛くないわけではないが、右腕全体の痛みやしびれはとれて、痛みの箇所がピンポイントになってきた。

すると、金土日月の4日間の私の不調とリンクするように土日月と下痢をしていたロビンの下痢は、火曜日にはピタリと止まり、うんちの回数も通常の1日1回の普通のうんちに戻った。

自分自身へ向けた矢印が正解だったのか、人参スープがよかったのか、そのどちらも効果があったのか。

そんな風に愛犬の不調に目を向けてみるのもありかもしれない。


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