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ファシリテーション目線の新入生歓迎会👀

ファシリテーション講座2回目終了!
今回はこんな面白い問いをもらいました。
新入生歓迎会ファシリテーション目線で見るの初めてだ!

新入生歓迎会の飲み会の場で、あなたはどんな位置(誰の隣)に座りますか?
それはどんな場を目指して、
どんなコミュニケーションを取りたいからですか?
状況:新入生2人、先輩2人、同級生3人、私



▶前提条件(考察)

だいぶ細かく設定、、、。
8人という全員の顔が見える状態の人数の場合は、
場にどんな性格を持った人が集まるかは大事だなぁと思う。
(何の歓迎会にするかで集まる人の雰囲気変わるよなぁと思ったら、
馴染み深い茶道部にしてしまいました🍵)

□ 大学の茶道部の新入生歓迎会とする

□ 飲み会の場所は個室の居酒屋

□ 飲み会の時間は、18:00-20:00
→新入生初参加のため、無理をさせない
→「もっと話したい!」という感情が生まれるように、
 終了時間を間延びさせない

□ 二次会設定はなし。
□ 新入生(2人): 
・初歓迎会で緊張している 
・最初から自分でガンガン話しかけるタイプではなく、  
 様子を伺っている

□ 先輩 A:おっとり。聴き上手。 
    B:姉後肌。話していない子に話題を振ったり、自分から
     話のテーマを設定することが上手。
□ 同級生
 C:ボケ要素が強くて周りを笑わせてくれる。
 D:大人びており、人見知りが少しある。口数は少なめ。
 E:しっかり者。ツッコミ役。

□ 茶道部メンバーの関係性
 ・上下関係の厳しさは全くない
 ・茶道部は週1のためメンバーと会う回数が少ない
 ・先輩-同級生間は部活内で話す程度
 ・"私"、同級生3人は大学外でも遊びに行く関係性
□ 歓迎会における私の立場
 ・歓迎会で「目指したい場」を茶道部メンバーに話している
 ・先輩Bにサブファシリ依頼をしている
 (4人グループ対話のとき場を回してほしいです!
 先輩に「どんな話題でましたー?」と振ります!などなど)



▶目指したい場

上下関係がなく和やかな雰囲気を新入生に感じてもらう

・同級生-先輩間も部活以外で交流はなくお互いのパーソナルな部分は
 あまり知らないため、新入生も含めた茶道部メンバーの価値観や
 趣味趣向を知り、もっと互いが仲良くなる、「もっと話したいな」が
 生まれる場



▶場のゴール3段階

目指したい場を分解するとこんな感じ。

【松】
□ 新入生2人の心に「話し足りない!」「もっと色んな話をサークルでしていきたい!」という感情が生まれる。
□ 同級生、先輩も今まで関わってきた中で知らなかった互いの共通点や
 価値観を知り、「もっと話したいな」
という感情が生まれる。

【竹】
□ 新入生2人に「話しやすい人たちでよかった」と安心感をもってもらう。
□ 新入生の表情に笑顔が増える
【梅】
□ 新入生が一言以上話す!
□ 新入生-同級生Aなど年代が交差した会話が生まれる


▶場の設計(どんな位置に私は座るか)

18:00-20:00の時間を使って目的に合わせてグループの形を変えてみました。

最初の席順はあみだくじでペアを決め1:1で話す(30分程度)

・1:1は必ず話す空間が生まれるため、「新入生が一言以上話す」
「互いの価値観や趣味嗜好を知る」目的を満たす

・いきなり1:1は何を話せばよいか分からないため質問シートを用意し、
 「質問一覧から質問してみて~。質問の順番はお任せ!1つの質問を
 深く話してもよき!」「質問一覧にない質問をしてもOK」
「後で他己紹介するよ~」といった声をかけ会話を促す

・仮に新入生同士がペアになったとしても後の時間で他の人と
 話せるのでよし

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「好きな食べ物は?」といった軽い話題から、「最近幸せを感じた瞬間は?」といった価値観に触れることができる問いも用意する。


机を囲み全体でペアで話した内容をもとに相手のことを他己紹介 (20分程度)
 
・新入生に対しては、「この人ともっと話してみたいかも」という感情が
 生まれること、既存部員メンバーに対しては「自分の知らなかった相手のこと」を知るきっかけが生まれることを目的とする(期待する)

・あみだくじのデメリットとして、
「ペアになった人のことしか知ることができない」があるので、
 他のメンバーがどんな人なのかお互いに知る時間を設ける

・他己紹介にしたのは、ペアで話すとき「相手のことをよく知ろう」
という気持ちが生まれるのではと考えたため



4人グループ対話 (30分×2セット)
「新入生-同級生Aなど年代が交差した会話を生み出すこと」
 「新入生にサークルの和やかな雰囲気を体感してもらうこと」を目的とする

▶1セット目
左下から順に、
1. 私、新入生A、同級生C、先輩A
2.同級生E、同級生D、先輩B、新入生B

・"私"と先輩Bがファシリテーター役となり場を回す
・新入生が"私"と"先輩B"の横にいるのは、正面から話しかけられるよりも
 横から尋ねられた方は緊張しないな新入生側に立つと感じるから

・1.では同級生Cが周りを笑わせてくれるような言葉を言ってくれるため、
 新入生に笑顔が増える、私は斜めラインからつっこみを入れることができる
・2.では同級生EとDが隣同士のため同級生Dは人見知りが少しあるが、
 安心感が生まれるのではと考える。

・私の話す話題としては、「さっきのペアのときどんな話他にしたの~?」という話題から○○と好きなこと似ているね!といった共通点見つけ、
場が温まったら、「茶道部に入ったきっかけは何だった?」「茶道部入ってみてどう?」といった茶道部にまつわる話題、ぶっちゃけトークへとつなげていく。

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▶2ターム目

がっちり指定しない。
場の雰囲気や新入生の性格、1ターム目で出た話題を見て
2ターム目の席順を決める。

・1ターム目がだいたい30分程度経過したところで"私"-"先輩B"間で
 「こんな話題出たんですよ~」といった斜め間での話
をする。
→周りを巻き込むことを意識。
(例:「同級生Cのボケ要素のある話題を出し、同級生Eがつっこむ」を想定しCに話を振る)

・全体で話ながら、飲み会終了時刻までまだ時間あれば、
 「こことここ今度同じグループではなしてみたら面白そう~」と
 みんなの意見を取り入れつつグループ編成を考える。

"私"、"先輩B"が積極的に話しを回さなくても自然と話していける場を目指す
 

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④ 飲み会終了!
 帰宅後、新入生のLINEに
 「今日は話せてよかった~!これからよろしくね。茶道部はみんな和やかな人たちだから、気軽に声かけてみてね~!おやすみなさい🌛」
のようなメッセージを打つ。

→「もっと話してみたいと思った人に話しかけて大丈夫だよ」をやんわり伝えるとともに、新入生が悩んだり意見があるときに言いやすい関係性を築いていけたらいいな~

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▶▶アンラーニングテーマ取り組んでみた感想


だんだん目的と手段の整合性が取れているのか、場のゴールの三段階は適切かよくわからなくなってくる、、、。(頭こんがらがる💫)

「新入生歓迎会」をファシリテーター目線で考えてみると、新入生に何を持ち帰ってもらうか、場に居合わせた人(同級生3人、先輩2人)の特色をどう活かすかなどなど考える要素たくさん!!!
今までWSをつくるときにもらった視点や枠組たくさん使えるなぁとも
思った👀

ファシリテーションの使える幅は私が思うよりずっと広いのかもしれない!




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