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【コラムvol.35】ローカルの採用ほど発想の転換を

女性活躍ブランディング「ハピレボ」のコラムです。ブランディングによって女性活躍のイメージがつくと、採用がうまくいくようになります。外部から見られることによって内部が変わってきます。さらに女性がイキイキすることで、社内全体がワクワク明るい雰囲気になり、社員の満足度が上がり離職率が減っていきます。そんなハッピーなレボリューションを起こしませんか?数多くの現場を経験してきたからこそのノウハウをぜひお役立てください。

先日ご相談を受けたのは、ある施設の若手採用について。

その施設は、山の中腹から自然の景色が一望でき、都会から癒しに訪れるお客様も多いステキな施設です。現在働いているスタッフは、皆さんベテランで、年齢もベテランです(笑)

若手を採用したいのに

若い人を採用したいのですが、主婦パートや学生バイトはいても、そこから正社員になってくれる人がいないというのです。そうしていくうちに、ベテランはどんどん年齢が上がっていき、後継者の不安が出てきました。

ここでお伝えしたのは、ローカルになればなるほど、地元採用だけでは難しいということ。もっと探す範囲を広げて、本当にヤル気のある人を見つける必要があるということです。

ただでさえ人口が少ない中で選ぶのですから、デキる人は奪い合いです。それに、やる気があるほど町へ出て行ってしまうのですから、残って入る人からしか選べないとなると死活問題です。

ですから、「地元に住んで通える人」という発想を捨てて、もっと広範囲の人に採用していることを知ってもらいましょう。ご相談受けたのは、特に魅力ある施設なので、わざわざ移住してくる人もいるかも知れません。

マーケティングをしっかり

ペルソナ※をしっかり見定めて、その人物像に合ったPR方法を考えていく必要があります。これは求人広告だけに限りません。ペルソナが読みそうな雑誌、現れそうな集まり、行きそうな店など、その人の生活導線の中で目に留めてもらえるチャンスを作っていきます。

※ペルソナとは、「架空のユーザー像・人物モデル」のことで、ターゲットよりもずっと具体的な人物像のことを指すマーケティング用語です

また、若手ほど将来性が気になるものです。ですから、待遇などのスペック以上に大事になるのが、社長の人柄や未来へのビジョンです。求人広告だけでは表現できないこれらのことを、様々なメディアを使ってアピールする必要があります。

冒頭の社長には、採用のマーケティングをしっかりプランニングしていきましょうということになりました。

またいずれご報告しますね。