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手術までの日々

毎日ずっと泣いてた。
1リットルの涙なんてどころじゃないぐらいに泣いた。

涙が止まれば携帯を握りしめて肺がんについて調べていた。
死亡原因高い…。生存率低い…。1bでも再発してる人いるし…。
いいことなんてひとつもない。

家族以外には病気のこと2人の友人に打ち明けた。
1人は婚活時代を一緒に乗り越えた友人。もう1人は数年前にがんで姉を亡くした友人。
あとの人たちはきっと2人目出産して幸せに生活しているだろうと思っているのかと思うとまた涙がでる。
産まれたばかりの次男を見ては涙がでる。
とにかく涙がでる。そして1日1日と近づいてくる手術の日が怖くて怖くて涙がでる。
がんと検索しては自分の居場所を探した。
いろんなサイトに投稿した。質問した。
同じがんの人の内容を見ては怖くなり、頑張ってくださいと健康な人に言われては、何がわかると怒りを覚え、本当に私はどうしようもない人間だ。

結局落ち着いた先はTwitterだった。

そして何が悪かったのかと人生を振り返り、煙草もお酒もしない。やはり野菜嫌いのおやつ好きが原因なのか?それとも前の職場での副流煙なのか?自分ではあまり感じないストレスなのか?ネガティブな性格???
道を歩いては、あの人は私より健康なのか?何でだ?どうしてだ?

でもまだ治る可能性はあるんだ。大丈夫、大丈夫。
手術をすればきっと治る。

いや死ぬかもしれない。肺の4分の1がなくなる。この先どうなるんだろう。怖い怖い怖いを繰り返す。

あの日々は思い出すだけで涙がでる。
気が狂う日々だった。

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