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断捨離〜黒い服は捨てました〜

こんにちは。

私は2020119日にある体験をしたことがきっかけで、当時持っていた黒い服を全部捨てました。

他にも何年も着ていた高価なコート、皮のカバン、ファーは特に。
重くて古くてもう必要ないってはっきり感じました。

最初はとにかく黒い服を捨てました。
結局細々と断捨離を続けたら、今まで持っていた服ほとんどが断捨離の対象でしかない!

下着やシャツ、肌に身につける衣類も黒が多くて、それらも全捨てしました。
他にも長年気に入っていた服、カバン、靴、その他のいろんな衣類など結局持っていたほとんどのものを処分してしまいました。


正確に言うと、今まで持っていたものや着ていたものは、もう持っていられなくなった感覚です。
「あ、やらなきゃ。捨てなきゃ。」って駆り立てられて夢中で断捨離しました。

もう終わったんた、着たくない、見たくない、必要ない
今までの服いろいろが抜け殻のように生命力を感じられない物資にしか感じられなくなってしまったのです。

このきっかけは、ある日のほんの一瞬ふとした瞬間の気づきです。

その日私は東京のとある街の駅にいて、ふと顔を上げたら目の前にいる人たちがみんな黒い服を着ていました。
冬の寒空の下でみんな表情も服装も雰囲気もどんより暗い。
そして、自分自身も黒いダウンジャケットに黒いパンツ姿。
その瞬間に「あ、もうこのまま周囲の黒に混じっていたらだめなんだ。」と静かな決断が降ってきた感覚を体験しました。

この一瞬の体験から今まで持っていた黒い服を手放して、いろいろな変化が始まりました。

外見は内面の一番外側って聞いたことがありますが、知らない間に私の内面に変化が起きた結果の現象なんでしょうか。
私はずっと好きだった黒い服、クールな感じの服、カッコいい服、重い服、暗い色の服はもう着られない体になってしまいました。

あれから
今着ている服は白やピンクなどの色が好きでよく着ています。
ピンクといってもフリフリ可愛いメルヘン系、個性的なファッションではなく、
シンプルでただ明るい、軽い、爽やかな色が好きで、しっくりきます。

自分が着ていて気持ち良いというのはもちろんですが、周りの人や会う人、偶然私を目にした人が、明るい気持ちや優しい気持ち、気分が明るくなるような服装ができたら良いなという思いもあります。

実際にピンクなど明るく優しい色の服を着ている人を見ると、会話をしたりしなくても何だか場が和む気がします。

最近は数回着て、「あ、もうこれは終わった服だなあ」とわかるようになったので、服を入れ替えるサイクルがすごく早くなりました。

もう役目を終えた服は抜け殻のように感じてその時がわかるようになりました。

今は常に断捨離をしている感覚です。

ありがたいことに、いつも気が循環していて、フレッシュな気持ちでいます。
自分自身と服に矛盾がない感じって本当に気持ちが良いです。

極端なミニマリストになった訳ではないですが、以前より持ち物が減りました。 

沢山あれば良いとか、高価だから良いという価値観がなくなったと感じます。

以前の私は数万円するブランドのデニムが好きで何本も集めていましたが、今は服のブランドや価格にこだわりがなくなりました。

あんなにこだわっていたデニムも今では量販店やネットで買った物などを着ています。

これも大きな変化です。

私は意図的に「よし!断捨離するぞ」
と決意した訳ではないですが、自然とその時が来ました。

人間ってなるようになる、流れというものがあって、必要な時に必要なことをやることになっているのかもしれない。そしてそれは必要なタイミングで自然に気づくようになっていると思います。

それを実感したので、心から自分も自然の一部で大きな何かに繋がっているからこんな気付きが得られたんだな
ありがたいなという気持ちと感謝が溢れてきます。

以前はそんなことしみじみ思ったことなかった。委ねるという安心感とは逆を生きてきたように思います。

ただ現実を生きる、行動する、頑張る!やらなきゃ!みたいな感じでした。
だから防御の色、黒や暗い色の服がしっくりきてたのかも。
黒が悪いとか良いではありません。
ただ、私の黒い色と同調していた時代は終わりました。

今は何かに委ねる、調和する、安心して楽しむ、のんびりする気持ちで生きています。
別に何かすごいことをしたわけではないけど、なんか幸せ。

だから明るい色、ピンク、白を着ているししっくりきているのかもしれない。

いろいろ大変な時代です。
暗いニュースや辛いニュースが多い世の中ですが、私は私。

私にこんな安心、幸せを与えてくれた見えない力に感謝しきれません。
ここまで読んでくださって
ありがとうございます🌈

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