movie review 「しあわせの隠れ場所」
週末に観た映画の記録を残したいと思います。
※ネタバレが所々あるかもしれないです⚠️
①アメリカの黒人と白人の生活水準の違い
リー・アンの家とマイケルが育った街とあまりにも貧富の差が大きくて驚きました。
リー・アンがランチ仲間の女性たちと
Have you all spent much time on the other side of town?
という話をしていたのが印象的でした。
18ドル以上もするサラダを食べながらランチをする白人の主婦たちとドラッグから抜け出せずに暗い集合住宅で生活する黒人とでは、生活水準が違いすぎて同じメンフィスなのにそんなことがあるのかと思いました。
翌々調べてみるとメンフィスは綿花産業を支える奴隷が多かった街のようで、現在でも人口の60%以上がアフリカ系アメリカ人のようです。その一方、ゴスペルやブルース、ロックンロールなどの音楽の発祥地でもあるそうですね。
②マイケルの笑顔
始めの方はマイケルの笑顔が全くありませんでした。(そりゃあんな生活してたらそうなるわ)リー・アンと話す時も最初は仏頂面でした。
服を買いに行ったシーンからどんどんマイケルの笑顔が増えて、観ている側も少しずつ心があったかくなっていきました。
そして同時に家族全員も笑顔になっているシーンが多くあり、優しい気持ちになれました。
(一人暮らしの私には切なくなるほど)
③牡牛のフェルディナンド
「牡牛のフェルディナンド」が映画の中で頻繁に登場してきました。
リー・アンがマイケルを探していた時にも「牡牛のフェルディナンド」のことを考えていたとマイケルに話していました。
この「牡牛のフェルディナンド」は体は非常に大きいけれども花が大好きな牡牛の話です。
英語版ですがディズニーの短編アニメーションもあります。
確かにマイケルも体は大きいけれども優しい青年でした。ただ個人的にはこっちの話の方がマイケルっぽいなぁと思った。。。
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こちらもディズニーの短編アニメーションで、日本語のタイトルは「優しきライオン・ランバート」です。たまたま「牡牛のフェルディナンド」をYoutubeで観ていた時に見つけました。
コウノトリのミスで羊の村に送られてきたライオンの赤ちゃんが羊の村で育っていくという話です。当たり前に他の羊たちとは体の形も違うので、馬鹿にされちゃうのですが、狼が羊を狙ってきた時にライオンの一吠えで一撃!家族を守る力が強いところがマイケルに似ているかなと思いました。
まとめ
バラバラと書きましたが、まとめると非常に心があったまる幸せな話でした。サンドラ・ブルクは強くてハートのあったかいお母さんでしたし、SJはとにかく可愛らしい!(特に大学のコーチと交渉しているシーンが可愛すぎる)
こんなあったかい家族のお母さんに私もなりたいものだと思いました。
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