書店には,インターネット以上に広大な世界が広がっている


「本屋はいいぞ」って話を書きたいと思います。


大きい本屋ってわくわくする

僕は小さいころからよく大きい本屋に足を運んでいたなぁと思います。

青森県弘前市に住んでいた頃は

土手町の紀伊国屋…(閉店しちゃったんでしたっけ)

ダイエーの中に入ってたおっきい書店…(今はヒロロかぁ…書店はないけどアニメイトが入りましたねw)

ほんで弘前を出るラスト2年くらいに中三にジュンク堂ができて,その広さに感動したことを覚えています。


ほんで仙台だと,

仙台駅の地下にダンジョンのように聳えるジュンク堂がとても好きでした。


東京に来てからは…中央・総武線が導線なので

・東京駅の丸の内アトレ「丸善本店」

・神保町の三省堂

・新宿の紀伊国屋…

あたりになりますかねぇ


んで新宿の紀伊國屋書店行ってきたんですよさっき。めttttっちゃ久しぶりに。


ほんでふとぼんやり思ったことがあったので言語化をばと,キーボードの前に立っています。


大きな本屋には,たくさんの専門知識の入り口が広がっている

本屋に行って,本を漁るとき,大体まず,「自分の好きなジャンルの棚」に行くと思うんですよ。

僕は小説とかはあまり読まないので…

新書流行書のコーナーから,ビジネス書のコーナーや理系の専門書のコーナー,学習参考書のコーナーとかが僕は多いのですが…


自分の好きな棚の中にも所狭しといろいろなことが書かれた本が並んでいますが

隣の棚,奥の棚にも目を向けてみると…

どんどん世界が広がっていく。

気になったもののまえがきなんかを開いて

「へぇ~こんな分野があるんだ」

「こんなソフトウェアがこれをするには主流なんだ」

「こんな資格をとるんだ」

「世の中にはこういう仕事があるんだ…」

みたいなことを思う。

そうすると,少しだけ物知りになれた気がする。

いや知識としてしっかりもつ必要もないんですが

世界の広さ・・・みたいなものを知ることができる。


今日一番びっくりしたのは「宅建士」ですかね。

たまたま通りかかったところに,棚を2つも使ってどかーーーーーーーんと宅建士の資格対策書のコーナーがあって

僕は名前を聞いたことすらない資格だったので

「?????????????こんなに需要があるものなのに知らなかったのか・・・」

となりました。


インターネット社会,SNS社会との対比

今…書店は経営が非常に苦しい状況にあるそうです。

電子書籍が台頭し(僕はそこまで流行ってるか…?と懐疑的ではありますが)

ネット記事やYouTubeのようなわかりやすく端的な情報を消費する人が増えたことに伴い,

本のような「まとまった情報」の需要は減少の一途を辿ります。


やはり…本のように紙のフォーマットにぎゅっとまとめられてない,無限に広がるインターネットという1と0で記述される無限(に思える)世界…。

いや,ちょっと待ってください。


その「広い世界」を活かせているか???


実際はその「広いインターネット」の中で無情といえるほどに取捨選択した「狭い世界」を「広い世界」と錯覚していないか???


Twitterのタイムライン(TL)には,主にフォローした人のツイートが流れます。

みなさんも見たことあるんではないでしょうか。

Twitterで政治のアンケートをとり,「同じ政治思想をもつフォロワーさんばかりが投票することが原因で」世論と大きく外れた結果が出ているのを見て,「世論調査はでっちあげだ!」なんて言っている人とか…。

自分のTLという,「狭い世界」を「広い世界」と捉え間違っている好例といえます。


YouTubeはチャンネル登録したチャンネルの新作動画や過去の閲覧動画と関連性が強い動画をおすすめしてきます。

Webの広告欄には過去のWeb閲覧履歴をもとにした広告が出てきます(いつもえっちな広告が出てきて困りますよね…w)。


当然システムを設計する側としては「お金になる」≒「クリック数が増える」ほうが嬉しいわけですから,これはインターネットの発展の流れとしては至極当然,正しい流れといえるのですが,


利用する側は気を付けないと,どんどん自分の世界を狭く深くしていってしまうのではないか?と私は思います。


僕はあまり元々YouTubeを使っていなかったのですが,

コロナ自粛で家にこもるようになってからはYouTubeの消費量が爆発的に増えました。(投稿する側になったというのも一因ですが…)

YouTubeは…本当に魅力的な動画がたくさんあるのですが,

(最近は大好きな芸人さんたちがYouTubeに力を入れてくれるので,テレビを見ずともたくさん芸人さんの笑いを,トークを,浴びれて幸せです)

同じチャンネルの動画をじゃんじゃん見るので,

どんどん自分の世界が狭くなっていくように感じる時が…ちょっとありますね。


今日新宿の紀伊國屋を歩いているとき,

「うわぁ世界ってこんなに広かったっけ…」

とちょっと思ってしまいました。

やばいね。

ということで僕はこれから,書店に行く頻度を増やそうと思います。

無駄買いも増えそうだけど…まぁいいんじゃないかな。

たくさん買ってバッグが重くなって肩が痛くなるのは御免だし,無駄買いが増えても破産はしないだろう…。笑


にしても,

インターネットを使いまくると世界が狭く感じて,

書店に行くと,世界が広く感じるなんて


不思議な感覚だなぁ。


もちろんどんどん変わっていくと思いますけどね。


何が起これば,インターネットで広い世界と狭い世界をうまーく切り分けていけるかな~

なんて考えたらこれは一つのビジネスチャンスですねぇ~。


数年後はヘッドセット被って自宅で書店歩けそうだよね。


逆に書店側も,「書店で電子書籍を購入できる」サービスとかやってますね。

よく行く本屋がつぶれるのは困りますから,こういうのも積極的に利用していこうかな。



はい。

本屋はいいぞって話でした。はぴもみでした。

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