発達凸凹の子
こんにちは、はぴまむです。
昨日書いた、この記事。
そもそもどうしてそんなに気にしてしまうのか考えました。
1.わたし自身の特性
わたし自身も、ややものごとを白黒思考、あるべき思考で考える癖があります。これは自分でも苦しめられ、適応障害まで追いやられた過去があります。
部下を育てるべき、分かりやすく伝えられないのは自分のせい。という考え方。
2.子どもと重ねてしまう
ちょうど小学校へ就学の時でした。
就学前検診の知能検査で所見があり、学校から連絡をもらいました。うちの子には発達で気になるところがある。
確かに、小さいころからなぜか指示が通らなかったり、育てにくいかもしれないと感じていたことがありました。
あわてて、療育センターに駆け込み、WISCテストを受けさせました。すると、ワーキングメモリーに凹が見つかりました。
ただし、支援級には通うほどのものでもなく、その優先リストからは漏れてしまう程度であるということ。
学校では先生の話していることが「○○だから○○のとき、○○だったら○○して〜」
こういう口頭での指示が一番苦手です。家でもこういう複雑な口頭でのやりとりが出ないようにシンプルに伝えることをずっと気にしていました。
また、授業の時の騒がしさが気になるからと、筆箱を机の端に立てて授業を受ける様子もありました。自分と他との境界線のようなものを作っていたのでしょうか。
必要があれば支援を受けたかったのですが、そこまででもないだろうとのことで、毎年の担任の先生へも申し送りはなさそうで、担任の先生へは毎年のわたしから申告していました。
その後、学業も進み、漢字や英語のスペルの記憶に困難さが見えてきました。実はもう、"君は物覚えがあんまり良くないから、人よりたくさん練習しないといけないかもね"という整理に落ち着いています。
本人の年齢も重ねてしまったので、もう一度発達障害ということを明らかにしたところで、自信を失うだけかもしれないし、可能性を狭めてしまうかもしれないことの弊害の方が気になるということ。
グレーでありそうなのに、特に福祉の手が入るわけではなく、本人の努力が足りていないように見える。そんな人がたくさん紛れているのです。
うちの子は6歳児の検査ではおそらく発達凸凹のグレーゾーンなのですが、その後どうなったか分からず、あと1年とちょっとで義務教育を終えます。その後は、受験勉強をしてそれなりの学校に進んでいくんでしょう。
社会に出たとき、何かしらの特技を活かして活躍して欲しいな。
そんな気持ちを重ねてしまったのかもしれません。
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