育成医療(自立支援医療)の申請

動脈管開存症の手術のための入院手続きでは、「育成医療」(自立支援医療)という医療費助成の手続きをしてほしいと説明を受けました。

「育成医療」(自立支援医療)とは、18歳未満の身体に障がいをもつ子どもや、現在の病気を放置すると将来障害を残すと認められている子どもで、指定の医療機関の医師が手術等により治療効果が期待できると認めた場合、医療費の自己負担金の一部が公費で負担される制度です。

心臓機能障害の場合、手術・手術を前提としたカテーテル検査が対象で最長6か月(180日)まで負担してもらます。

自己負担は1割。

もちろん医療費以外の、おむつ代、ミルク代、パジャマ代などは実費がかかり全額負担です。

手術といえばかなりの金額がかかるはず。しかも心臓の手術。いくら必要かわからないけど、我が家にそんなお金があるんだろうか・・・そんな私にとって、医療費1割負担はとてもありがたい話でした。

自立支援医療(育成医療)意見書を担当医師に作成してもらい、区役所へ向かいました。

持ち物は、意見書・認印・本人の保険証とマイナンバーカード(当時は身分証明書)と課税証明書です。

書類は申請先にあります。

まずは、市民課で課税証明書を受け取ってから、申請先の福祉課へ。

さすがお役所仕事。

私の住んでいる地域では乳幼児の医療助成があるのでその兼ね合いがあるんですよね。

それは、児童福祉課なので、あっちいけ、こっちいけと両方で指示されながら書類を書き、申請終了。

申請が通ったら病院へその旨の書類を持って事務局に提出。

このお役所仕事、PCでデータ化されているんだろうから、私があっち行ったりこっち行ったりしなくてもできるんじゃないかなと思うのですが、大きな金額だから我慢してやります。

内容の審査後、自立支援医療(育成医療)受給者証・自己負担上限額管理票が自宅に送付されます。それを、入院先の病院の事務課へ提出すれば手続きは終了です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?