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それでもだいじょうぶ~ヨシタケシンスケ展かもしれない~

やっと念願の「ヨシタケシンスケ展かもしれない」に行ってきた。昨年の東京会場に行きそびれたので、今回は絶対と決めていたのだが、暑さのあまり、でかけそびれていたのだ。

いついこうか悩んでいたけれど、地方の知人が横浜の学会に来るというので、それに合わせて土曜日の午後に。

横浜そごう美術館はぐるっとパスが使えるのでありがたい。

一番混むタイミングになってしまったけれど、グッズの購入以外はそこまでではなくて、じっくり見ることができた。


壁一面のメモ!

展示の目玉はヨシタケさんのアイデアメモ。ずらりと貼られたメモは実際には上のほうは見ることができないし、人も多いのだけれど、これからあのいろんなものができるのか~とただただ感動。

可能だったら、脚立を使ってじっくり上から下までみたいところだけれど、それをするには朝から晩までいてもおいつかないかも。

あんまり写真は撮らなくても目で見れば十分と思って行ったのだけど、どこもかしこもヨシタケワールドで、やっぱりたくさんシャッターを押してしまった。


絵本タワー!


座ってみました。固い!


いろんな かもしれない が立っている

2040年の働き方を考えるプロジェクトのワークショップの際に、いろんな人にインタビューをするというのがあって、ちょうど「おしごとそうだんセンター」が発売されたところでもあり、お願いはしてみたのだけれど、スタッフの方から丁寧なお断りのご連絡をいただいた。もともと期間が短い中の無理な依頼だったので、お返事の丁寧さにこちらが恐縮してしまったほどだった。

ヨシタケさんの作品はいつも「どう生きるか」をテーマにしている気がする。
それも、普通だったり、王道だったりが難しいときに、どう生きるか、だ。

普通じゃなくても、みんなと違っていても、なんとかなるよ、だいじょうぶ

ひたすら、手を変え品を変え、未来にむかう人々へそれを伝えようとしてくれている気がする。

ご自分自身が、やりたいことがなかったり、大変だったりしたからというのを以前のインタビューで聴いていたけれど、最近うつの経験を話されているのを聞いて、すごく納得した。

未来が不安な全ての人に、ほんの少しの安心と、明日へふみだせるよう、つかの間の休息と一握りの勇気をくれる、それがヨシタケシンスケの絵本かもしれない。


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