2020年8月27日 脱通帳化のための戦略?
こんにちは。ハッピーくんです。
本日はこの記事です。
脱・通帳へ「北風と太陽」:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO63062440W0A820C2EE9000/
預金通帳をめぐり、銀行が硬軟織り交ぜた手数料戦略を打ち出しています。
新たに口座をつくる人には手数料を徴収する「北風」の対応をとる一方、既存の預金者には特典をつけてデジタル通帳への移行を促す「太陽」政策で臨みます。
利便性の向上を絡めることで、反発をおさえながらデジタルへの誘導をねらっています。
みずほ銀は2021年1月から新規の口座開設者を対象に1100円(税込み)の通帳発行手数料をとると発表しました。
通帳発行にデメリットを課すのは大手行初です。
重要なのはただし書きです。
「21年1月17日以前の開設口座や通帳発行・繰越時に70歳以上のお客さまには手数料は発生しません」
つまり手数料をとる対象はあくまで新規かつ70歳未満の預金者で、既存の預金者に負担をかけないようになっています。
一方、既存の預金者にも手を付けなければ、デジタル化は進まないという課題があります。
みずほ銀は今回、既存の預金者を対象にデジタル通帳に切り替えれば現金が当たるキャンペーンをあわせて打ち出します。
最大10年分の入出金データをスマホやパソコンでみられるようにすることで、利便性は紙よりも高まるようです。
なぜ、ここまでして通帳をなくしたいのでしょうか?
理由は税金です。
紙の通帳には年200円の印紙税がかかり、3メガバンクは毎年数十億円を負担しています。
今回の取り組みでどこまで通帳を無くしていけるのかはわかりませんが、ユーザーと銀行がWin-Winになるような戦略が求められますね!
それでは本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
ハッピーくん
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