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2020年6月23日 FRBが90年振りの秘策?

こんにちは。ハッピーくんです。

本日はこの記事です。

FRB、90年ぶりの秘策:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO60655550S0A620C2EE9000/

超要約

米連邦準備理事会(FRB)は15日、不況で苦戦する事業会社向けの融資「メインストリート融資制度(MSLP)」を開始しました。
一般企業に融資するのは1930年代の大恐慌時以来、約90年ぶりのことです。
企業の倒産を防ぎや失業率を下げることが期待される一方で、不良債権を掴むリスクも高いことから、副作用も大きいと考えられています。


知っておきたいこと

◯メインストリート融資制度の変更内容
①融資期間が4年から5年に延長。
②企業が元金の返済を猶予できる期間が、1年から2年に延長。
③融資の最低額が50万ドルから25万ドルに引き下げ。
④融資の上限が、一部のプログラムで2,500万ドルから5,000万ドルへと引き上げ。
⑤銀行が保有し続ける融資債権の割合を、一部プログラムで15%であったものを5%に引き下げ、すべてのプログラムで5%とした。

融資の最低額を引き下げることで、より規模の小さな企業、あるいは借入れによる債務負担の増加を警戒する企業も、同制度を利用しやすくなる。他方で、銀行が保有し続ける融資債権の割合を引き下げたことで、銀行は貸し倒れリスクをそれほど警戒せずに、貸出を増やすことができる。
NRIコラムより


まとめ

アメリカは世界的に注目されているため、このような取り組みは他国にも影響を与えます。
非常事態ではあるものの、リスクの高い選択に踏み切った結果、さらに世界を巻き込む危機が訪れないことを祈りたいですね。

それでは本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

ハッピーくん



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