なーべーらー(へちま)
沖縄の夏野菜の代表格といえば、ごーやー(にがうり)の次にくるのが「なーべーらー(へちま)」ではないでしょうか。この2つが好きになると大人になったな、と味覚の変化を感じたりもするものです。あえて食用のへちまということで「なーべーらー」について綴ってまいります。
夏にぴったりのなーべーらー
沖縄で家庭菜園をしているとゴーヤーと並び必ずあるなーべーらー。あちこちの庭でぶら下がっているのを見かけると夏を感じます。へちま=タワシという概念がなかったので、それを聞いた時はビックリでしたが。
そのなーべーらーは、水分はもちろん食物繊維も豊富です。その水分には、利尿作用を促したり、咳をしずめる高価や抗酸化作用、コレステロールの抑制、女性に嬉しいアンチエイジングなどの効果もあるとのこと。ヘチマ水が化粧水として使われたりしているので馴染みもありますよね。
特に葉酸が豊富なので、妊婦さんの前期妊娠時胎児の神経管障害の予防にも有効といわれてもいるようです。
なーべーらーンブシー(へちまの味噌煮込み)
なーべーらーといえば、沖縄の食卓に欠かせないなーべーらーンブシー。豚肉や豆腐と一緒に味噌が軽く煮込む料理です。豚肉の変わりにポークランチョンミートやツナ缶を入れたりと家庭によって色々アレンジもあるようです。私は個人的になーべーらーを香ばしくするのが好きなので、軽く焼き色をつけて味わっています。
こちらの作り方の動画が沖縄気分もり立ててくれます↓↓↓
なーべーらー料理その他
なーべーらーは、ンブシーとして食べることが多いですが、その他は以下の感じで少しバリエーションは少ないかもしれません。
1.なーべーらーの味噌汁
味噌汁の具材としても使います。ンブシーにだし汁を加えたような印象もありますが...。大きさはお好みでカットします。
2.なーべーらーのおひたし
その名のとおりですが、なーべーらーの皮をピーラーでむいて1〜1.5cmの輪切りにし、さっと湯がきます(約1分くらい)。おひたしなので、それぞれのお好みですが、オススメは酢味噌です。
3.なーべーらーカレー
もはやカレーに入れると、なーべーらーかどうかがわからなくなりますが、こどもが小さい時は大量にもらったなーべーらーをカレーして食べさせてました。もちろん「なーべーらーカレー」ということは伏せてました。
沖縄気分を味わいたいときの一品としての夏野菜なーべーらーオススメ食材です!!
ぜひお試しあれ。
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