見出し画像

ビーチクリーンの輪「プロジェクトMANATII(マナティ)」

沖縄発!!ワンコインで地球をクリーンアップできる活動「プロジェクトMANATII(マナティ)」準備なし、片付けなし。しかも500円を払ってビーチをキレイにする、という活動する人がお金まで払う?と一瞬「?」がでてきそうですが...。新しい地域とのふれあいのカタチとして「地域にGiveな旅を!」と呼びかける素敵な「プロジェクトMANATII(マナティ)」をご紹介します。

プロジェクトMANATII(マナティ)の仕組み


この「プロジェクトマナティ」は、地域の商店や宿などの「マナティパートナー」さんを拠点として、ゴミ拾いをしたいという活動者がワンコイン500円を支払い、ゴミ袋や手袋などのゴミ拾い一式と交換。それぞれがゴミを拾って分別した後は、マナティパートナーのところに持っていきます。そしてマナティパートナーがゴミ処分を行うという仕組みです。

普通、ビーチクリーンといえば、どちらかといえばイベント的な活動が多く、日程が合わないことで参加できなかったり、また、ゴミ袋などの準備をして、拾い集めたゴミを処分するまでと少し手間もかかるいうこともあり限定的なイメージもあります。

でも、このプロジェクトマナティは、旅先のちょっと足を伸ばしたついでに目についた気になった漂着ゴミを拾い、気持ちもすっきりいい人になれる、それを気軽に実現させちゃうという、これまでになかった活動です。

いい人パワーを発揮させ「ありがとう」を循環させる


プロジェクトマナティを発案したのは、サンゴに優しい日焼け止めクリームを開発・販売している「ジー・エル・イー合同会社」の経営者で社会起業家の金城由紀乃さん。

海の漂着ゴミをなんとかできないか考え調べる中、ゴミ拾いの活動は広がっているけれど、活動者の困りごとで大きいのが「お金=経費」とのこと。拾ったものの処分にお金がかかったり、分別されないことで回収されなかったり。自治体によって対応もマチマチ。

また、漂着物が気になって拾ったものの、それは持ち帰らずに一箇所に集められて放置。分別されていない「善意のゴミ」の処分をどうするか。結局、地域の人が困っているという実態を知ることに。

「そもそもゴミを拾う人たちは基本いい人たち、であれば、拾ったゴミを処分してくれるならお金は喜んで払ってくれるだろう」とは金城由紀乃さん。その分別や処分を引き受けてくれる地域のいい人をマナティパートナーになってもらい、気持ちよくいい人パワーを発揮させる、その便利なツールとして「ワンコインのお金」を活用しているという。

ゴミも拾ってお金を払ういい人と地域のいい人の交流が生まれ、参加する人が癒やされたりありがとうが循環するまさに活気的なプロジェクト。全国に70箇所と広がっていて、マナティパートナーを日本各地にそして世界に広げていきたいという夢もあるようです。

ぜひ、気になる方は以下からチェック!!


SDGsジャーナルで紹介された対談では、金城由紀乃さんのそのパワー溢れる想いが伝わってきますので、ぜひともこちらもチェック!!


沖縄の海を未来に届ける活動として、応援していきたいですね!
いい人になってありがとうの循環を届けたい。


この記事が参加している募集

よろしければぜひサポートをお願いします! これを励みにより価値ある、ためになるそして笑顔溢れる発信に心を配って参ります。