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行動を選択する時の基準

今日は何を着ようか、ランチは何を食べようか、このスキマ時間に何をしようか....。私達の日常は、大なり小なり常に選択の連続です。何を選択するかによって得られる結果が違うのですが、様々な情報に囲まれてすぎて、迷ったり悩んだりすることも多々。やることありすぎるし、何を選んだらいいかわからない!そんな行動を選択する時の基準についてご紹介いたします。

迷いや悩みは脳を疲れさせる

以下の2つのシーンがあった時にどんな行動をとりますか?

(1)メニューが豊富なレストランで友人と食事をすることになりました。あなたはメニューをみてすぐに食べるものを決める、それとも迷ってなかなか決められない。

(2)会議がある日の朝、こどもが急な発熱で少し苦しそう。あなたは会議に出席する、それともこどもを病院に連れていく。

どちらの行動を選択するかについて良し悪しを判断するものではありません。自身の行動パターンの傾向に気づいた上で、なかなか決められない、又は、決めた後にも違和感を覚えることが多いのであれば、ぜひ読み進めてください。

そもそも、思考することは脳が莫大な情報の中から最適な答えを弾き出すのでその結果、脳は疲れてしまいます。その上で、迷う、悩むことは、思考が行ったり来たりを繰り返すだけだったり、不安や不満などマイナスの感情も入ってくるとより疲れてしまいます。いわゆる脳の浪費の状態です。

じっくり思考することも大事ですが、そうでもないことは悩みや迷わず決めたり、振り分けたりと対処の方法があると、じっくり思考する時に脳がよい状態で向き合えるかもしれません。

行動を選択する時の基準

行動を選択する時に、以下のような基準があると選択がスムーズになります。また選択したことへの後悔が少ないと感じます。その方法は2つ。

1.価値観の優先順位を明確にしておく
2.「変えられるかどうか✗重要かどうか」で仕分けする

1.価値観の優先順位を明確にする

あなたは価値観の優先順位を意識したことはありますか?
そもそも、価値観とは

何に価値があると認めるかに関する考え方。価値(善・悪、好ましいこと・好ましくないこと、といった価値)を判断するときの根底となる ものの見方。ものごとを評価・判断するときに基準とする、何にどういう価値がある(何には価値がない)という判断 〜wikpedia〜

思考する時、行動する時には、この価値観が意識・無意識に関わらず影響を与えていると言われています。また価値観は環境やおかれている状況によって変わるものです。そのため、自分が大事にしている価値観をリストアップして、その優先順位を明確にすることです。その時の価値基準が迷いや悩みをとりはらってくれます。

例えば、今の価値観に優先順位をつけた時に

「健康」「愛情」「貢献」「自由」「お金」

とした場合には、最初の(1)のシーンでは「ヘルシーでかつ有機栽培や地産地消の食材が多いメニューを選択」ます。

(2)のシーンでは「迷わず、こどもの病院へ駆けつけます」

という感じですね。もちろん価値観を表す言葉もそれぞれなので、一度リストアップしてみるとよいでしょう。

2.「変えられるかどうか✗重要かどうか」で仕分けする

もうひとつの基準が、この行動を選択することで結果が「変えられるかどうか」と「今の自分にとって重要かどうか」のマトリックスで仕分けることです。今、悩もうとしている、まさに迷っていることそのものにフォーカスした場合に、それは自分が行動をすることで変えられるかどうか、また今の自分にとっての重要かどうかです。この4つの箱への仕分けは、こちらから。

例えば、最初の(1)のシーンでは「変えられて、今の自分にとってはそこまで重要ではない」という仕分けをすると、一緒に食事をする人とメニューを同じにします。

(2)のシーンでは、「変えられず、とても重要なこと」という仕分けをすると、こどもの病院は夫にお願いするという行動をとります。

何かを行動する時に、選択肢をたくさん増やしていくことはとても重要なことです。そのために可能性あるものをリストアップしているのもよいかもしれません。いざとなった時は特に同じ行動を選択しがちですが、それが自分の限界にならぬように、ということは気をつけるようにしています。

それでもまだ迷い多いのよね〜という方はぜひ個別セッションを。

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