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こどもに伝えたいお金の話①

「お金の教育」って受けた記憶ありますか?
世界の先進国と比較すると日本人の資産が増えず、裕福になれない人の比率が多いことの原因1つが「お金の教育を受けていない」ということ。かくいう私もそれを知るまでは、お金の呪縛とも呼ばれるべく残念な価値観に縛られていたなあと改めて感じています。その価値観を再生産しないためにも、こどもに伝えたい大事なこと「お金」について綴ってまいります。

お金の呪縛

「お金を稼ぐ」と聞くと、あなたはプラスのイメージですか?それともマイナスのイメージですか?

以前の私は、バリバリのマイナスでした。なぜならば、母親から「『お金、お金』と口にするもんじゃない」「お金は汚いから触ったら必ず手を洗う」「借金も人からお金を借りることも一切しちゃいけない」「お金を持ったら人は変わる」という言葉のシャワーを浴びて育ちましたから。それもそのはず、当時は父親がお給料を右から左へ。ギャンブルやお酒につぎ込む日々。その上、父が念願のマイホームなぞやを建て大きな借金も抱えていたので、母も必死で私含めこども達3人と祖母含めた6人の生活をパートをしながら支えていたものです。

そのため、お金に関していうと「お金は使うものではなく、いざという時のために貯めるもの」、「ほしいとか必要ではなく、とにかく安いもの」という価値観でした。そのため何か必要なモノを買う時やほしい物があっても我慢する、1番にほしいモノを選べない、欲しいと言えない、何がほしいかもわからない自分になっていました。これこそが「お金の呪縛」と呼ぶべきものです。

価値観の再生産

就職氷河期で正規雇用で就職し、沖縄の所得でいうと比較的安定しており、結婚しても同様で、安定した生活をしていましたが、とにかく目に見えないお金の不安がついてまわっていました。

その不安がさらに増したのが、産休に入り毎月の安定した収入が途切れた時です。これまでは贅沢三昧はないにせよ、たまにご褒美に欲しいモノを買ったり、旅行するなんていう自分だけの自由に使えるお金があったのに、それが育休期間も含めて一旦途絶える、となった時の焦りや不安はものすごいものでした。

出産後に、せめてこどもには同じような苦労はさせたくないからという一心で最初に学資保険、そして投資信託や外貨保険商品をはじめたのです。お財布を締めながらも、いずれかの時に備えることに注力していましたが、ある日こんな出来事がありました。

すでに3人の子どもを授かり、こども達と喉が乾いたから自販機で飲み物を買おうということになったのですが、長女が自販機を前に何がほしいのかを言えないんです。いくらもしない飲み物を「ほしい」と言えない娘にはっと自分と重なりショックを覚えた衝撃が今でも忘れられません。

お金の価値観について「負の再生産」をしている。
お金の呪縛を取り除かなければ、こども達は幸せになれない。

そう直感的に思ったんです。

目からウロコが落ちた本との出会い

そんな時に出逢ったのが一冊の本、坂下仁著の「いますぐ妻を社長にしなさい」です。

この本を読んでお金に対して全く違う価値観を持っていることに気付かされました。何よりもお金は「感謝」の証であるということ、サラリーマンにある4つの壁、投資・消費・浪費の考え方、プライベートカンパニーのつくり方に至るまで、目からウロコ。そのまま引き寄せられるかのように、セミナーへ参加し、現在はその本の著者、坂下仁会長率いる「お金のソムリエ協会」に所属しているから、人生何があるかわからないものです。

そんなお金の呪縛から開放された私だからこそできる、こどもにも伝える「お金の話」として、引き続き綴っていこうと思います。

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