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意気込んでいたのは私だけだった

毒親に育てられた夫と暮らす妻
幸せパンダです。
最近父親の認知症が進んでしまい
家族が結束して、父の介護をして
いるのですが、あまりの父の老いの
スピードが速すぎて心がついていかず
ずっと悩んでいました。
認知症がはじまっているのは母から
聞いていましたが、子育てを理由に
母まかせにしていたことを反省して
兄と協力して両親のサポートを
しているのですが、父の事を介護
しやすく、時間にとらわれずに
しようとするとある問題を解決しないと
気持ちよく介護ができないなと思う
ことがあります。

それは
家の中の物が多すぎる!

母は物を買うことが趣味で
物に溢れた生活をしていないと
不安になるようです。

私が幼少期から物に溢れた生活
でしたが、結婚して家をでていき
両親とは別の生活をした為私には
関係ないと何も思わずにいましたが、
数年前に生前整理やミニマリストに
興味をもち、自分のものを減らして
いくといいことが起きたので、実家も
片づけたいなと思っていたのですが
そんなことをすれば母とケンカに
なることは目に見えていたので
ずっと口出ししませんでした。

最近母がお掃除ロボットを買ったの
ですが、買う前に相談というか
お掃除ロボットがほしいという話は
聞いていて、お母さんの家では機能
しないと説明しても、母は買うと
決めたら絶対買うので私がいっても
無駄だろうなと思っていたら案の定で
いざ購入して作動させても母が付きそわ
なければ椅子にガンガンあたったり
稼働できるスペースが少なすぎて
調節しなければいけない状態なのです

父の介護に追われ、トイレも失敗する
時があるようで洗濯物も増えている
みたいで、母の自由な時間がなく
家事と介護でストレスを抱えていないか
聞くと、インドアな性格がよかったのか
案外今のところは大丈夫みたいなの
ですが、家の中に物が少なければ
もっと家事をする時間が減って
いいのになと思っても母に断捨離
の話をなかなかできない自分が
いました。

いろいろ考えてメリットしかないし
やっぱりこれはいおう!と思っても

よく考えると

環境を変えて母も認知症に
なったらどうしよう

親子の関係がぎくしゃくなったら
どうしよう

断捨離を押し付けて70年それで
暮らしてきたのに返って
ストレスになるのでは

など私の中でぐるぐる気持ちが
回っていました。

ある日、両親のマンションの
駐輪場のとたんの屋根が風で
とばされてしまい、プラスチック
の板が玄関をふさいだので
管理会社に電話したといいます。
その言い方がゆったった!!(怒)
みたいな口調で話すので私はモヤっと
しましたが、そうなんやと聞くだけ
にして家でふと1人で母の言葉を
思い出していたのですが、やっぱり
これはいっておこうと思い後日
母に話をしました。

『お母さんこの間の駐輪場のとたんの
屋根の話やけど、今度マンションのことで
気になることがあったらすぐに電話せず
私に相談して』と
伝えました。

そして管理会社に対して怒りを持って
電話するのはやめてほしいと
伝えました。

すると母は怒りながら、そんなん
いうのは当たり前だと主張して
きたので、私は別にいうことは
否定しないし我慢しろとも思って
いないけれど、1度私に相談して
くれたらそれはこっちがどうにか
できることなのか、やはり伝えた
ほうがいいのか考えるからといいました。
以前だったら母は父に相談して
いたのですが、父の認知症が進み
母がしっかりしなくてはと考えて
抱え込んでいたかもしれません。
私が大家さんも年やろうから
世代交代でその方の子供が
管理しだして、売却の話がきたりして
土地を手放して新しいマンションが
たつから出ていってほしいといわれる
かもしれないし今後何があるか
わからないからといい、
人と人の付き合いやから、こっちは
家賃を払っていると強気で相手の
気持ちも考えずに主張していると
後で痛い目にあうかもしれないと
伝えました。

私は最後に母にいいました、
『こんな静かなところでいい環境で
この家に引っ越して育ててもらって
感謝しているしこんないいところは
ないよ』と
できれば2人とも最期までここで
暮らしてほしいと思っているし
引っ越ししたら部屋数も少なくなるし
この大荷物を1,2日で片づける自信は
私にはないし狭い部屋に引っ越ししたら
10/1まで物を減らさなくてはいけなく
なるのにお母さんできる?
と聞き、新しい引っ越し先では
融通もきかず必ず不備がでてきて後悔すると
いいました。
さすがに物を10/1まで減らせるかと
問われると何も言えず私がどんなに
感謝しているか、今が幸せなんだと
伝えると母の心もゆるんだのか
私もできればここに住んでおきたい
と本音が聞けました。

はじめはでていけといわれれば
でていくよとあっさりいって
いましたが、それは私に注意されて
腹がたったのでしょう!
でも引っ越しをしなくても環境は
変えられます。
それは良くも悪くもなり、母にとって
断捨離することはかなり負担になり
70年それでいきてきたのに断捨離したい
のは母の気持ちではなく私の思いで
効果があるからといって強制的に
するのは違うなと私も反省しました。

ただ父が家でケガをして骨折でもすると
大変なことになるし介護の方にも
介護がしやすい環境にしたいと
思っていたからなのです。
そうでなければ私には関係ないし
どうぞご勝手にという気持ちでしたが
これから介護と長い付き合いになるかも
しれないしと意気込んでいましたが
なるようにしかならない
かなという思いで今は落ち着いています。

だからこそ私はミニマリストを目指して
私がいなくなっても家族が片付けに
こまらないようにしたいと心から
思っています。
後はなんとかしてくれるだろうと
片づける人の気持ちになっていない
ことはやはり考え直すべきことだと
切実に思います。

母がアイロボットがほしいと
いいだしているので母の心の
隙間を埋める何かを見つけなく
てはいけないのか、母が何か
手放さなくてはいけないのか

なんとか値下がりせず類似商品の
安いものがでないように願う
ばかりです。




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