育児や介護と仕事の両立

毒親に育てられた夫と暮らす妻
幸せパンダです。
私の人生の中で介護は10年以上先の
話と思っていましたが、介護は
急に来るのか前から迫ってきていた
のに自分が目をそむけていたのか
生活の中に育児と仕事だけだったのが
介護の項目も増えました。

介護のイメージは下の世話や自分を
忘れた親に罵倒されてそれでも
食事を食べさせたりしなければ
いけないなど暗い印象でしたが
今のところ父は排泄も自分でして
くれお風呂もサポートすれば入って
くれるし、手がかかることは
お酒を飲みたがるのをなんとか
説得することと、以前よりも元気に
なったので1人で外出するのを
なんとか家の前だけにしてもらって、
お店などに行く時は付き添うことに
しています。
それでもいつ1人で勝手にでていくか
わからないのでGPSを買いました。
私の買ったGPSはどこかなGPS2です。
GPSってiPhoneでないとだめなものとか
あって1度目はしっかり調べずに購入して
しまい返品させてもらったのですが、
靴に入れるタイプがいいかと思った
のですが履き心地が悪くなるかなとか
洗う時どうするとか電波受信が困難な
場合があるとのコメントも見たので、
今は持ち歩くタイプをお守り変わりに
使用してみて様子をみようと思って
います。

父が夕方に居酒屋に出かけてくると
母にいうと母はあかん！と説得
するのですが、どうにもならなくて
私に電話をしてきました。
私は父に今日と明日は全国的に
寒波がきている、東北の人は
雪が降りすぎて困っている、新幹線も
止まっているし、大阪は雪が降らん
けど今年は降るかもしれない！
とにかく風邪をひくから少しだけ
我慢してほしいと伝えました。
ごめんね行きたいと思うけど
心配だからと伝えると、私と
母がタッグを組んで父を外出させ
ないようにしていると思って
ボソボソいっていましたが、私たちの
いうことをまだ聞いてくれている
内はまだ楽だなと思います。
認知症が進み勝手な行動を
するようになるとまた外鍵なども
考えなくてはいけませんが、最近
思うことは、介護する側の精神
状態は介護される側にかなり影響を
あたえるのではと思うことが
増えてきました。
今母は介護疲れまではいっていません
が、父の世話にふりまわされて
完全に自分の自由時間を失って
います。
私が行く日は唯一自由時間なのですが
週に2回が限度です。
限りある時間で母もストレスを
ためないようにしてほしいのです
が、父が出かけるというと付き添って
くれたりご飯を作ったり毎日目の
まわる忙しい時間を過ごしています。
父が夕方に出かけたいといった時に、
テレビばかりみないで音楽も聴いてと
いいましたが先日渡した北島三郎や
五木ひろしの曲は聞き飽きたようで
急遽他の音楽を用意しています。
母も昔のヒット曲を聞きたいらしく、
リクエストされるのですが正直聞いた
こともない曲で今度聞きたい曲を思い出
したらメモに書いてもらって母に昔の曲
リストを作ってもらおうと思います。
母が音楽が好きだったことは忘れて
いてドラマばかりみていると思って
いました。
これもまた新たな発見です。

介護は1人ではできません、家族や行政の
サポートがかなり重要です。
私はまだまだ育児中だし仕事もあります。
家庭のことだって疎かになるのを
夫はそっとサポートしてくれて
います。
夫の両親はまだまだ介護とは縁がない
のでそこは救われているなと思います。
生活していく中で育児に悩んでいたり、
介護に追われていると仕事のパフォー
マンスがかなり落ちることを実感した
のはつい最近のことです。
自分の健康、家族の健康、楽しいまでは
無理でもゆとりのある介護ができれば
仕事への意欲も出て忙しい中でできること
を考え実践できるのですが、仕事以外で
考え事があると正直仕事に手が付かず
失敗することも増えます。
ましてやこなすだけで必死で改善しよう
とかもっと貢献しようなどという考え
にはとうていなれません。
会社にとっては関係のない話ですが、
人間ですからバランスが崩れると
仕事への影響はかなりのものになる
ので個人の問題だろと安易に考える
社会ではあってほしくないなと
切実に思う今日この頃です。

父が認知症になり、1つだけいいことは
家族がまた集まりだしていろいろな
話ができていることです。
私達家族は会話がなかった！
だから父の考えや母の考えはわかって
いるようでわかっていなかった。
自分もそうだけれど年を重ねると
考え方も変わるし好みも変わる！
両親の話を聞いてあげることが
今は私の介護になっています。
世の中には寝たきりになって本格的な
介護で大変な思いをされている方が
いらっしゃるのに私は幸せだなと
思います。
子供に戻っていく両親を見守り
ながら心の整理をゆっくりして
行きます。

ちなみに今のところ私が元気なのは
家族も健康で夫婦関係も良好で
仕事もうまくいっているし介護も
勉強だなと思いながら母の手助けが
できている、自分は必要とされている
という実感を得ているからだと
思います。
あともう1つは朝活で自分時間を
確保しているからです。
朝活をしている人は後悔している
朝活をしなければよかったと思って
いる方に出会ったことがありません。
そのくらいおすすめなのですが、
朝活にはいろいろとハードルがあるの
ですがそのハードルを越えれば
自由な人生が待っています。
朝活に定義はありません。
自由です！

大きな音はNGですが、何をやっても
いいし1人の時間を有意義に楽しんだ
人が勝ちです。
もし朝活をしていなったら私もこれほど
人生にゆとりを感じることができず
日々追われて病んでいたかもしれません。
朝活でリフレッシュして日々の生活を
豊かにできています。

今は育児と介護と仕事と夫との関係を
バランスが崩れないように助けて
もらいながら今年1年頑張っていきます。