不登校の親に必要なのは、自ら考えて、決断し、覚悟を決めること

わが子が不登校になったら、
わずらわしいことがたくさんある。

おとなしく学校に行ってくれると
助かるのに~と思うことが、
なにかとある。

自分の子どもが不登校になったならば、

まずは、

本人と話をして、
気持ちを確認してみる。

その上で、家族で話し合う。

この時点で、

複数の意見が出てくるから、
調整したり決裂したり、もする。


学校とのやり取りもある。
電話したり出向いたり。

期待していないことを言われて
心がざわつくことも。


経験者や専門家に
事例や意見を聞いてみるよね。

それでも、望む答えは得られない。


ネットで情報収集をすると、
インプット過多におちいる。


わが子が「行きたくない」「行かない」
となったら、

「今日はどうするのか」
「明日はどうするのか」
「その先はどうするのか」
「進学はどう考えているのか」
「将来どうなるのか」

考えたり、決めたり、報告しないと
いけない。


もう、それが煩わしい。


子どもが不登校であることを、
公表するのかしないのか。


それによって、
親の業務内容とボリュームが変わってくる。


公表したならば、
「なぜ行きたくないの?」とたいてい聞かれる。


そして、
「この先どうするの?」とお決まりのパターン。

親自身だって明確な解を持っていない
この問い。

「知らんがな」

聞かれるのが煩わしい。
時には、重くて苦しい。

わかってくれる相手なら良いけど、
「不登校」に過剰反応して
ネガティブにとらえる人の多いこと。


その反応に対応するのに
うんざりししちゃう。


それで、この先どうするのか?

そんなこと、知らないよ。
わたしにもわからない。

正解は、ないし。


ただ、わたしの息子に関しては、

✓学校でトラブルがあったわけではない。
✓友だちや先生との関係も良好だ。
✓人とのコミュニケーションはとれる。
✓ 勉強はまあできている。
✓ 家で好きなことができている。
✓家でクリエイティブな時間が過ごせている。
✓学校に行っている時より幸せそうだ。


だから、本人がどうしても学校に
行きたくないんだったら、
無理やり学校に行く必要はない
と思う。


これが正解だとは思わない。
これはあくまでも、私の考え。

夫の考えは、真逆だ。
そこが一番、ややこしい。


Google検索すれば、
たいていの知りたい情報を
得られる時代だし、


専門家や経験者に相談すれば、
もしくはネットでリサーチすれば
どこかに正解があるんじゃないかと
思ってしまうけど、


子ども一人一人がちがう人間なのだから、
正解は自分で考えて決めていくしかない。

そもそも人生で遭遇する課題には、
正解なんて存在しないのだから。

最終的には、
親が「決断」し「覚悟」して、
決めるしかない。


ウェブ上にはたくさんの情報が
あふれているけれど、

あなたのお子さんの不登校に対する答えは、
どこにも存在しないんだよ。


まわりの人にアドバイスを求めたり、
Googleでリサーチするのは良いと思う。
とことん調べよう。


でも、結局のところ、
自分で考えて、決めて、行動するしかない。


だって、正解なんてないんだから。


面倒くさいったらありゃしないけど、
他者に正解を求めたら、
他者の人生を生きることになる。

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