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レベルの高いFPの見分け方

プロにお金の相談をするとき

できれば経験豊富で
優秀な人にお願いしたいですよね。

ひとつ物差しになるのが資格です。
お金に関する資格といえば
・ファイナンシャルプランニング技能士
・簿記
・証券外務員
・プライベートバンカー
・会計士
・税理士
等々いろいろあります。

これらの資格を取得するためには
勉強して知識を身につける必要があります。
でも実は、資格を持っているだけでは
レベルの高いFPとは言えません。

今回は
僕が思うレベルの高いFPの基準を
お伝えします。

皆様のお金のパートナー選びの
参考にしていただければと思います。

FPレベル1

レベル1は当たり前のことができる
という最低限のものです。

・ビジネスマナーに問題がない
・円滑な事務処理
・約束を守る

いわゆる一般教養と呼ばれるものです。
普通に生活をしていれば
問題なく身に付くものかと思います。

FPレベル2

レベル2は実務経験です。

・聞く姿勢
・金融の一般教養
・自社商品の専門知識

FPはお金の計画を立てる仕事です。
相談者の話を聞かなければ
そもそも計画を立てることはできません。
しっかりと話を聴く姿勢があるかというのは
FPを選ぶ上で最も重要なポイントです。

また、正確な計画を立てるためには
お金の知識が必要です。
専門的でなくても
幅広いお金の知識は
計画を立てる上でとても役立ちます。

そして、FPは大抵の場合
何かしらの金融商品を販売しています。
幅広いお金の知識に加え
自身の取り扱う金融商品の
専門的な知識があれば
より正確な計画が立てられるでしょう。

FPレベル3

FPレベル3は練度です。

・金融の専門知識
・自社以外の商品知識
・人脈、人間関係

お金の一般教養から一歩進んで
各ジャンルの専門知識を持っているか。
当然お金の計画を立てる上でかなり役立ちます。

また、自社商品だけでなく
競合他社の商品の魅力・弱点
を説明できるかどうかです。
相談者にとって
必ずしもそのFPの取り扱う金融商品が
良いものとは限りません。
客観的に
自社の商品が良いのか
他社の商品が良いのか
を判断してくれるFPが良いですね。

それから
相談者の悩み事が
ひとりのFPで解決できるとは限りません。
レベルの高いFPは
自分の力だけで解決しようとせず
周りの専門家を巻き込んで
チームで解決に向けて取り組んでくれます。

相談するFPの背景には
どのような人脈があるのかを
見るようにするのも有効です。

FPレベル4

・一生相談に乗り続ける覚悟があるか
・信頼できるのか

FPは
お金の計画を立てる仕事ですが
計画を立てて終わりというわけではありません。

金融の世界というのは
割と過酷です。
その過酷さゆえに
FPとして立ち上げたものの
辞めていく人も多い業界です。

相談したFPが
自分と一生の付き合いを持つ覚悟があるか
というのも大事なポイントになってきます。

長い付き合いを持つと
どうしても相手の嫌なところも
目に付いてきます。
出会って間も無い時に
相手の嫌な部分を見抜くことは
難しいでしょう。

できる限り回避するには
直感に頼らざるを得ません。

生理的に受け付けない
趣味が合わない
笑いのツボが違う
といった一見どうでもよさそうなことが
FPを選ぶ上で実が大事だったりします。



いかがでしょうか?
これらは僕なりの基準なので
正解というわけではありません。

みなさんもFPを選ぶ時は
自分なりの基準を考えてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございます^ ^ これからも読者のみなさまに役立つ情報を提供できるように頑張ります!