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助産師としての夢2

この間は夢の1個目の性教育について熱く語らせていただきました笑

今日は2つ目の夢の

産前産後の支援


について話をさせていただこうと思います



最近コロナ禍ということもあり
妊娠中や産後に出かける機会
人と話す機会などが急激に減っているのではないかと
感じています

ー産前ー

妊娠中から
やっぱり色々な問題があって
家庭の問題
経済的な問題
産後のことについての悩み
分娩のイメージ

悩みは人それぞれではありますが
悩みは妊娠中から尽きないかなと思います

それらを相談できる場所や人がいれば問題ないのかもしれませんが
なかなか相談場所がないという人も多いですよね

そして産後の生活をイメージして
色々と準備しておくべき時期なのに
あまりイメージができていないまま出産となってしまう方も
おられるかな?
と感じています

また分娩に関しても
今はネットでどんな情報も得られるので
色々な人の出産レポートなどを見たりして
情報を得ているのではないかと思いますが

大半のレポートは
きつかった
痛かった
もう産みたくない…

という話がメインじゃないかなと思います


だけど私はそのイメージを覆したい!!!笑
(夢を大きくもつことは大切なので笑)

出産確かに痛いこともあるけど
それ以上の言葉では言い表せない程の
喜びが待っているんですよね


そこをもっともっとみんなに知ってもらいたい!!!
自分も母親学級をしているけど
分娩の話がメインとなってしまっているので
もっと出産の喜びの面についてもお話しできたら
いいなと考えていますし
もっとみんなその面にも目を向けてほしい!!!!

ー産後ー

については
核家族化も進み
地域の繋がりが薄い中
旦那さんが仕事に行っている間
自分一人で育児を担っている
という方も
増えています

やっぱり産後はよく眠れる方でも
2時間ぐらいずつしか眠れない

そしてどんなに寝不足でも
日中は一人で子供と向き合って
家事も育児もしないといけない

誰にも頼れず
一人で生きていけないこの赤ちゃんの命を
24時間体制で赤ちゃんを守っていって
一瞬でも目を離すことができない


それがずーーーーーっと
エンドレスで毎日…

たまに休める日や息抜きできる日があれば
また少しは違うのかも知れないけれど…


育児は休みなく365日24時間体制

となると精神的にもキツくなってくることは
容易に想像がつきますよね


マタニティブルーや産後うつ
という言葉も少しずつ知れ渡ってきましたが
まだまだその部分への
支援などが少ないのではないかと感じます

(マタニティブルーとは
 産後2週間で起こることのある
 ホルモンバランスの変化などで起こる
 一時的な気分の落ち込み)

(産後鬱とは産後起こってくるうつ病のこと)

私が住んでいる地域では
産後ケアというのに行政が取り組んでいますが

子供が1歳になるまでに
日帰りのケアや泊まりのケアが
7回しか助成が受けれないんですよね

助成があれば金銭的負担は割と少ないですが
助成がなければ
1日の利用で1万円近くかかるところも多いと思います

助成などがまったくないよりはあった方がいいとは思いますが
一年に7回ゆっくりできる日があったとして
ママたちの心がゆっくりそれで休まることができるのでしょうか?

理想論かもしれませんが
私はもっともっと
支援が必要だと思います

私一人では行政を動かすことはできないし
私一人では産後のママを救うことはできないけれど

いつの日か産後のママに支援が行き届き
産後ママたちが鬱や虐待などに繋がらないように
子育てを一人で抱え込まずに
みんなで支援して
安心して子育て
できるようなら社会になっていったら
いいなと思っています

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