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七十二候の【草木萌動】に入ります。

【草木萌動】は「そうもくめばえうごく」と読みます。草木が芽吹きだすころ。冬の間に蓄えていたいのちの息吹が、外へ現れはじめてきます。二十四節気「雨水」七十二候の末候で、第六候です。3月4日まで。
     下萌(したもえ)や大地の息吹みどりする
下萌えは、早春草の芽が冬枯れのなかから若緑色に萌え出ることをいいます。
古来、下萌えは秘かに思い焦がれる意味に使われました。いいですね。忍ぶ恋でしょうか。
     春寒や皿に蕗味噌ぬるい燗
1月20日の七十二候「款冬華(ふきのとうはなさく)」で写真に使った蕗の薹が、だいぶ大きくなりました。狭い裏庭に10個ばかり。蕗味噌にしようか、天ぷらか、煮びたしもいいな。悩むところです。
時に生きる。琵琶湖のほとりの草庵にて 大ざぶろう
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