運と縁だけのビジネスは可能？

最近、相談していただく方のタイプが、直感型なのか、論理型なのか、意識して、会話するようにしています。

直感がすべて！
という方は、小さな成功は手にしやすいです。

でも、「そこで、止まる」のです。

私のコンサルさんも、直感型で、小さな成功は何度もしているのに、何度も壊してしまう・・・そんな経験をされたようです。

コンサルさんに、「では、今のように成功・成長できたのは何でですか？」と聞くと「ロジックがすべて」という回答でした。

◆直感に頼る人ほど

いかに、自分の直感が優れているかをお話されていく方が多いです。
まるで、直感さえあれば、人生でもビジネスでも、なんでも成功していくかのように、頑な（？）に信じている感じがします。

そして、うまくいかないのは、まだ、直感が磨かれてないんだ・・とばかりに追求されているようにも見受けられます。

それ自体は、否定するつもりはないです。
直感の無い人よりは、ある人の方が、上手くいく確率は上がります。
運と縁がある方が、よっぽど、いいです。

でも、でもですよ！
あえて、私は言うのです。
「そこに、理論とか、ロジックは入れませんか？」と。

そうすれば、上手くいかないでくすぶっているところが、飛躍できるはずなのにな、と。

直感力がある方は、「今やるべきこと」の方が、得意です。
ただ、全体像を把握することは、どうも、後回しにする傾向があります。
私の場合は、その逆で、「全体像を把握したり、全体像を話す」傾向があります。その上で、「今やることは、コレだよね」と、選定する癖があります。こういうタイプは、小さな成功を得るまでには、時間が掛かるけれど、全体像を把握し、使いこなし始めたら、スムーズに行く。でも、とにかく、スタートダッシュに、時間が掛かるのです。なんなら、３年ぐらい平氣でスタートしてないなんてことも、ザラにある訳。
ま、私のタイプの話は、さておき。。

先に出てきたコンサルさんにも、
「直感力に頼ったビジネス展開をする人をどう思います？」と、聞いたら「ロジック入れないと、上手くいかないよね」と、一刀両断。

ほほぉ、ご自身が通ってきた道だからこそ、バッサリと切っていきますなぁ。

逆に、自分に足りないのはロジックだ！と氣づいたコンサルさんの先見の明も、さすがだなぁと思います。そこに、直感が働いたんですね！？と言わざるを得ません。

◆直感力のある人が論理的ではないのか？

自分が当てた直感を論理にしてしまう人が多いようです。
つまり、別の論理があると、思わない。

ビジネスには、直感以外にも、リサーチをしていかないといけません。
個人的には、リサーチって、直感の反対にあるようなイメージです。
リサーチって、実は、自分の直感と関係なく、相手に聞いていく必要があります。むしろ、そんなときの直感は、【思い込み】に繋がりやすく、危険が伴います。
そうすると、リサーチの場面って、自分の直感とか、仮説を持たない方が良いんですね。

私自身、ビジネスに関心を持って動いていたにも関わらず、このリサーチをすごく蔑ろにしてました。
なんなら、直感の方がたまたま当たってしまったから。
具体的には当時であれば、「HPを作った良いんだよね？」と思って、作ったらそこからお客様が来てくれた経緯があったからなんです。

そこから、ロジックを突き詰めていけば、また世界が違ったのかもしれませんが、HPからの集客の再現性が作れず、結局、運とご縁だけのお客様となってしまったのです。

今、思うと、全然ロジックもわかってなかったし、視座も低かったし、ダメダメ状態でビジネスをやっていたんだな？と分かります。
一応、簡単なリサーチは、してましたよ。
当時は、【セルフプロデュース】というのを商品名として、ウリにしていたので、その言葉に反応していただいた方が来ていただきました。
それを、もっと、たくさんの人に届けられるよう、ブラッシュアップすべきだったのが、全部手探りだったから、漏れ落ちた・・・運と縁で終わったビジネスになってしまったんです。

◆結論：運とご縁だけのビジネスは難しい

不可能か？とは、言い切れませんが、難しいのは、確かです。

例えば、士業だと、士業同士の紹介が多いようですが、
「なぜ、私に紹介をくださるのですか？」というリサーチを突き詰めていけば、そういう紹介が出してくれやすい士業のリストを作って、アプローチしていくという、セールスの再現性を構築していかないといけません。

それと、運とかご縁だけのレベルにしてしまう人が、いかに多いことか？
どんな人が、紹介してくれているのか？
どんな人が、私に興味を持ってアプローチをしてくれるのか？
属性の洗い出し、再現性をしていったら、どんなリストが作れるのか？
これが、ロジック・論理を入れた人の考え方になります。

これを、お一人でできるのであれば、お一人でやられると良いと思います。
このロジックや論理的部分を、一緒に構築できる人を探すか、自分で論理的思考を高めるか？どちらかになります。

運・ご縁が【あり方】なのだとしたら、論理・ロジックが【やり方】になります。

【あり方】×【やり方】＝結果

この【やり方】も、足し算・割り算がわかるレベルの【やり方】がわかっている人なのか、方程式がわかるレベルの【やり方】なのか、微分積分がわかるレベルの【やり方】なのか？違ってくると思います。
（数学が好きなので、数学の用語で書いてしまいましたが、拒絶反応がある方はごめんなさいね）

世の中にあふれている【やり方】は、ほとんどが、足し算引き算レベルの【やり方】です。

たまに、【やり方】を、嬉々として、「これも、いいんじゃないですか？あれもやったらいいんじゃないですか？」と語る方がいます。

それを聞いて、私の中で「自分の中でやったことのあるロジックではなく、聞きかじりのロジックを適当に展開しているな」と思ってました。

とはいっても、その場では、私がロジックに強みを持っている話をしている場所ではなかったので、黙って聞いているだけでしたが。

ただ、ビジネスって、学校と違って、学年ごとに分かれてないし、学力テストがあるわけではないので、発言している人・発信している人のレベルがどれぐらいか？って、わかりにくいんですよね。

だから、聞いている時は、やきもきしてしまいました。
ただ、普通に考えたら、
小学生の高学年の子が、低学年の子に偉そうに言っているのを、高校生が聞いて、苦笑いしている図だなぁと思いました。
でも、低学年の子に、高校生だと思ってもらえない、もどかしさを自分の中で感じてしまったんだろうなぁと、思います。
実際、その後にコンサルさんに、「つっちーさんも、視座が上がったよね（高校生レベルになったよね）」と言われて、ようやく氣持ちが落ち着いた自分がいたので、自分もまだまだですね（苦笑）

ま、現実の世界では、その境界線はわかりにくいよって、話をしたかっただけです。
（高校生というのは、喩えであり、別に、社会人でも、大学生でもいいんだと思います）

◆直感型ではない人は

直感型ではない人は、「とにかくスタートが遅い」です。
こういう人は、下手すると、１年でも３年でも同じところにいます。
平氣で「石の上にも三年」とか、やってます。

そんな人は、「まずスタートする」ということが大事ではあります。
でも、それ以前に、自己受容や自己肯定感をUPさせることの方が、大事なのかもしれません。

私の無料のWSである、「100の願望リストワークショップ」でも、受けていただいた方によっては、これだけで、半年前と人生変わったというほどの人もいれば、全然変化を実感できない人もいるでしょう。

半年前と人生が変わったという人は、多分、圧倒的な行動量で、直感型だったかもしれません。
直感型ではない人は、とにかく【あり方】を整えることが重要になってきます。

他の人に整えてもらうのも、大事ですが、それだと、最終的な「自己肯定感」「自己受容」というのが、どうしても育たなくなりますので、まずは、私のマガジン
「在り方　Think（考え方）編」
「在り方 / Self（自分との向き合い方）編」
「在り方　Do（行動）編」
「在り方　Life（生き方）編」
「在り方 / スピリチュアル」
「在り方 / コーチからの学び」

から、氣になるものを読んでいってください。
個人的には、「在り方 / コーチからの学び」の方が、シンプルに、自己受容・自己肯定感に関するものがまとまっていると思います。

しかし、このマガジン数から見ても、起業や事業のことを話しているにも関わらず、土台としての「あり方」に重きを置いていることが伝わるのではないでしょうか？

読むのが大変なら、公式LINEの個別相談を活用して、今、どういうのが必要なのか？ということを知っておくのも、良いかと思います。

◆直感型であろうが、直感型でなかろうが

結局、人はどこかしら、スムーズに行かない壁があるよ、という話です。

その壁を超えるには、直感型には、ロジック・論理だろうし、直感型でない人は、自己肯定感・自己受容だと思ってます。

では、ロジック・論理や自己肯定感・自己受容は、どうやって手に入れたらいいの？というのは、一概には、言えないので、今は、個別でカスタマイズさせていただいている状態です。

私にも、まだまだ、順算⇒逆算⇒順算⇒逆算のフェーズが必要で、今は、まだ仮説を元にした、順算状態だからです。
これが、講座がきちんと作れるようになったら、逆算状態にたどり着いたんだなと思ってもらえればと思います。

ビジネスって、最初から逆算できるようにはなってないんです。

皆、最初から逆算できるようなものを探しに行くけど、人生やっぱり年寄りから赤ん坊に戻るような人生を送る人はいない訳で（映画にはありましたね）

これを、すでに、順算⇒逆算を何度も繰り返して、形にして行っている人はいますよ。
ただ、そういう人が遠い存在だったり、タイミングによっては、個別相談なんかはしにくい状況だったりします。（グループコンサルしか、やらないとかね）

相当な有名人がコーチ・コンサルティングをやろうとしたら、個別なんかは、何十人、何百人の諭吉さんが必要なんだろうという金額設定だったり、グループコンサルでしか、受けられない環境になっているのは、そのためです。

そういう薄いサービスを受けて満足するか、自分よりちょっとだけ先を行っている人の濃いサービスを受けて成果に繋げるか、それは、あなたの考え方次第で良いと思います。

とりあえず、自分に必要な乗り越える壁は何なのか？という発想・観点は、大事です。

決して、あなたが欠けているとか、足りないということではなく、乗り越えるために、何を伸ばしていけば良いのか？という発想を持っていただけると良いかなと思います。

人には、その人それぞれの良いところはあるわけですから。

ちなみに余談ですが、私、つっちーは、論理型ではありますが、直感力もあります。
そうでないと、
「つっちーさんって、私の言いたいことを、まとめてくれる」とか、
「つっちーさん、私のこと見てたんですか？ていうぐらい合ってます」とか、言われることもないでしょう。

ただ、直感だけに頼るほどではないので、論理型に走っているだけです。
それに、直感は、【切られている】だけで、皆、持っているものですからね。
思い出せば良いんですよ。
こんな、話も氣になるようでしたら、一度、私とお話しに来てくださいね。

あなたの人生のヒントになれば、幸いです。
あなたの人生が良くなるよう、心から応援しています。

今回も記事をお読みいただきありがとうございました。

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偶数の日の20時～　15分から30分くらいです。
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※文中の代名詞に関する補足
コンサルさん：今年（2023年）からお世話になっている、ビジネスコンサルタント。潜在意識とお金の話に強い。
ボス：コンサルさんのコンサルタントをされている。グループ年商50億円を稼ぐ。
億コーチ：2022年にコーチングコミュニティで、お世話になる。コーチ暦15年以上。単独で億を稼ぐ。
マイコーチ：友人兼コーチ。本業は違うものの、私のわがままで、コーチをしてもらっている。

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このブログは、毎週、月・水・金曜日の夕方（18時～19時ごろ）更新です

【ずっと、くすぶっている自分からの脱却】
「雇われる生き方から卒業」
【ご自身も氣づかなかった才能の発見・開花・昇華】という目的のもと
「自分らしく生きるには？」
「起業・事業を軌道に乗せるには？」
「人間関係や性格分析等、人や自分自身とより良く関わっていくには？」
という視点からお届けします。
第４金曜日のみ、しばらく現代版算命学シリーズをお届け予定です。

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