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心の操縦席に【誰か】が座ってないか?

あるとき、コンサルさんのワークショップにて、

【感謝の心を忘れると、あっという間に、心の操縦席に「誰か」が座っていることがある】
サラッとコンサルさんが言った言葉に、
「え?何それ?もっと詳しく知りたい!」と思って、質問してしまいました。

よくよく聞いていくと、
「自分で決めている」と思っているはずが、
その主役が「お金」になっていたり、身近な「家族(の声)」になってたりするとのこと。

そして、そういうことは、どんなに訓練していても、ふと、やってくるとのこと。非常に興味深くコンサルさんの話を聞いてました。

◆そういえば、過去に兄弟に怒られたことあった

確か、父母の介護か、相続の話の時か忘れたけれど、
私が兄弟の前で、
「親戚の〇〇さんが言ってたから!」と言ったら、
兄から、
「〇〇なんて、(この場には)関係ないだろう!お前がどう考えているか!が大事だ」と怒られたことがあったんですね。

私としては、親戚の〇〇さんが言っていることがもっともだと思ったから、その名前を出したのに・・・一蹴した兄の言動を、「なんで?」と思ったのも、正直ありました。

ただ、冷静に考えたら、【自分の意見を言ってないな】というのも、分かる話だったので、怒られたことに対しては、頭の上では理解というか、納得はしてたんです。

でも、「怒ることかなぁ・・・」というのも、感じていたのですが、
私の上記で言うところの、【心の操縦席に他人を座らせている=他責】な感じがして、許せなかったんでしょうね。

そんな体験を思い出しました。

◆誰それが言うから

これが、一番、他責というか、心の操縦席に【他人】を座らせている、分かりやすい例かもしれないですね。

小学生でも、大人でも、たまに、こういう発言を聞いたり、見かけたりしますよね。
で、聞かされた側は、「それがなにか?」と思うことも多いでしょう。

ある意味、「誰それ」という、自分以外の他人の名前を出せば、
【虎の威を借りる狐】のように、聞いてもらえると思っている人のように感じます。

印象深かったのが、大学生の頃、年の離れた弟の所属する野球チームのコーチをやらせてもらってたんです。
確か、子どもたちは、小6ぐらい。

その中で、「コーチが、やるなと言ってたんだからやめようよ」と言っている子がいたんですね。
でも、他のチームメンバーは、誰も聞いちゃいない。
むしろ、その子の言うことを、聞きたくないような感じでした。

私は、コーチと言っても、他のコーチは、選手の子たちの【お父さん】に対して、【〇〇くんのお姉ちゃん(コーチ)】だったので、他の選手からすると、ちょっといい年上の遊び相手ぐらいの感じで思っていたのでしょう。
「コーチが~」と言っている子の様子などを、なんでか、静かに観察していた氣がします。

そして、反発している子たちに、「やめなさい!」という訳でもなく、なんか、子どもたちの人間関係を観察している方が面白かったんですよね。

「あ、この子、好かれてないな」とか、「あの子とあの子は急に仲良くなったな」とか。。

小6ともなれば、子どもながらにも、人間関係に複雑さと顕著さが現れる時期。一種の社会性が垣間見えるのが、少年野球コーチをしながら面白く感じてたんですね。

そして、「誰それが言うから・・・」という発言は、やはり、本能的に警戒をするのか、子どもでも、それが心地よくないことだと分かるんでしょうね。誰も、その発言に従いません。

そして、他のコーチがいない中、唯一、お姉ちゃんコーチである私だけいたのを察した選手の誰かが「コーチ、ここにいるぞ~」みたいなことを言った氣もします(もはや、30年以上前!?記憶もあやふや)
多分、内容的には、そんな危険性のあることでもないし、それぐらいの年齢なら自分たちで判断できることでしょ?みたいな感じで、止めもせず、好きにさせていた氣がします。
それより、先ほどから言うように、人間関係を観察している方が、面白かったので、半分、そのまま観察していたというのが、正直なところでした。

こういった
「誰それが言うから」という発言する人って、決まっている氣がします。

本人は得意げに、権威をかさに着ているつもりなのでしょうが、それこそが、
操縦席に【他人】を座らせていることに氣づいていない
なのかもしれません。

もしも、あなたの心の中で、
【誰それさんがこういったから】というセリフが出てくるようだったら、
本当?と聞いてあげてみてください。

「あれ?いつの間に、誰それさんがいうことなら、間違いないと、勝手に判断してたかも!?」ということに氣づくかもしれません。

私もたまに、あります。
「コンサルさんが言ってたから」
「ボスが言ってたから」
「億コーチが言ってたから」

なんか、これって裏を返せば、まだ、自分の言葉で語ってないんですよね。

一番良いのは、
「私はこう思う。なぜならば・・・」であり、
この「なぜならば・・・」の部分で、先ほどの、「コンサルさんが~」とか、「ボスが~」「億コーチが~」と言われた方が、

「自分がこの人たちの言っていることを採用している」という、自分に対しての信頼が高まるからです。

この辺り、微妙な表現の違いのように思いますが、心の心理状況としては、
「〇〇さんが言ってたから・・」という
【無条件に、心の操縦席に他人を載せている】というのと、

「私は、こう思う。なぜならば、〇〇さんの発言にもあり、××だと思うから」となると、
【心の操縦席は、自分が握っている】感が、まるで違うと思うのです。

このあたりのニュアンスの違いが分かるようになってくると、自責と他責の違いが、ご自身の中でも、言語化できるようになっているのではないか?と思うのです。

◆お金が操縦席に座るとは?

こちらは、多分、もっと、ほとんどの人が顕著かもしれません。

例えば、ランチを食べに出かけたとしましょう。
最近の事例で言うと、
私の中で、「インスタライブ100日チャレンジ達成記念に、【伊勢海老ラーメン】と餃子を食べよう!」と思って出かけました。

ところが、いざ、メニューを見たら、【伊勢海老ラーメン】は一杯、2,300円。
それに餃子を付けたら・・・

一氣にひるんでしまいました。
この瞬間【お金が操縦席に座る】ということが起きてたと思います。

本当に、自分の心が【伊勢海老ラーメン】を食べたかったのなら、「お金」よりも、「自分の食べたい、味覚・食欲」を満たしてあげる方が、【自分を大事にする】ということに繋がっていくんです。

でも、「ランチに2,000円以上出すのはどうなの?」という、お金が操縦席に座ったことによって、
伊勢海老ラーメンではなく、醤油だしラーメンと餃子セットに変えてしまいました。(実際には、量的にも、伊勢海老ラーメンと餃子の両方は厳しいかもという判断もありましたが、話の流れ上割愛していきます)

これによって、【自分を満たす】ことよりも、【お金の価値観を満たす】方が勝ってしまい、自分の本心を傷つけてしまうことになってしまうんです(大袈裟ですが)

これが、【お金が操縦席に座る】という、分かりやすい例だったと思います。

あなたは、いかがでしょうか。
普段から、「こっちのおかずより、こっちの方がお得そうだ」としてしまってないでしょうか?
本当に食べたいものを食べてる?

値段を氣にしないで食べるという、練習も、お金を操縦席に座らせないためにも、意識してみてください。
伊勢海老ラーメンを食べ損ねた私が言っても、説得力がないかもしれませんが(苦笑)

◆自分の人生に責任を持つとは

なんで、今回、【心の操縦席に、他人やお金が座っている】ことをテーマにしているのか?というと、

私のブログを初めて見に来た人以外は、心のどこかで、
「自分の望む人生を歩みたい」というのが、あると思うからです。

そのヒントが、起業や事業のことを通してだとか、人生の生き方、心の持ち方を通して掴みたいと思って、読んでくれていると思っています。
要は、【自分の人生に責任を持ちたい、もっと自由に生きてみたい】という願望を抱いているはず。

その上で、今の人生をもっと生きやすくするには?スムーズに生きるには?より多く稼ぐには?ということを模索されていると思うんです。

でも、それって、心の操縦席を、完全に自分が握っていれば、【自分の人生をもっと思い通りにしたい】なんてこともない訳です。
ということは、心のどこかで、
【自分の人生は思い通りにならない⇒心の操縦席に誰かを座らせてしまっている】と感じているからに他ならないと思うのです。

だから、今回の記事では、
【自分の人生の心の操縦席を、意識して取り戻しましょう】というお話になります。

ただ、1つだけ、ご安心ください。
どんなに人生熟練した人でも、ふとした瞬間に、
【心の操縦席を明け渡してしまうことは、よくあること】だそうです。
コンサルさんでも、たまにやるそうなので、もしかしたら、人間である以上は、100%心の操縦席を、完全操縦できるのは、難しいのかもしれません。

そう考えたら、【心の操縦席を、明け渡している自分はダメ】とは、思わなくて良さそうです。

これまでは、意識が薄かっただけということもあるでしょう。
これからは、意識して、氣づいたときには、
「あれ?私の心の操縦席には、誰が座っているかな?」と確認していく。
その習慣が【自分の人生に責任を持つ】ということになるのだと思います。

大それたことをするのではなく、日常の所々で、
「今、心の操縦席に、ちゃんと自分が座っているよね?」とすることが、【自分の人生に責任を持つ】ということに繋がっていくのだと思います。

「誰かに何かを言われたから」とか
「お金がこういう状態だから、〇〇円以上は出しちゃダメ」とか、

知らず知らずのうちに、自分を縛るような言動に、自分自身に我慢を強いる言葉が入ってくると、しんどいですよね。
氣がついたら、なるべく手放していきましょう。

そして、その前提となるためには、「感謝」「ありがとう」の心を意識することが大切になってきます。

お皿を洗いながら「ありがとう」
歩きながら「ありがとう」
車の運転をしながら「ありがとう」

ぜひ、やってみてください。

あなたの人生のヒントになれば、幸いです。
あなたの人生が良くなるよう、心から応援しています。

今回も記事をお読みいただきありがとうございました。

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※文中の代名詞に関する補足
コンサルさん:今年(2023年)からお世話になっている、ビジネスコンサルタント。潜在意識とお金の話に強い。
ボス:コンサルさんのコンサルタントをされている。グループ年商50億円を稼ぐ。
億コーチ:2022年にコーチングコミュニティで、お世話になる。コーチ暦15年以上。単独で億を稼ぐ。
マイコーチ:友人兼コーチ。本業は違うものの、私のわがままで、コーチをしてもらっている。


このブログは、毎週、月・水・金曜日の夕方(18時~19時ごろ)更新です

【ずっと、くすぶっている自分からの脱却】
「雇われる生き方から卒業」
【ご自身も氣づかなかった才能の発見・開花・昇華】という目的のもと
「自分らしく生きるには?」
「起業・事業を軌道に乗せるには?」
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「人間関係や性格分析等、人や自分自身とより良く関わっていくには?」
という視点からお届けします。
第4金曜日のみ、しばらく現代版算命学シリーズをお届け予定です。

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