見出し画像

捨てると入ってくる

よく断捨離すると良いって、言いますね。
でも、何かを集めている時とか、大事にしたいものがある時、
理屈では整理整頓した方がいいと、わかっていてもできない時ありますよね。

また、部屋などは整理できていても、案外パソコンの整理などはされてない方も多いのではないでしょうか?


◆デジタル上の整理

今のデジタルデバイス(PC、スマホ、タブレット)は、年々容量が増えてきて、かつてのように、容量を気にして使うというのが減ってきています。
また、容量オーバーになったとしても、サブスクリプション(月額課金等、定額課金)で、すぐ多めの容量を用意できるような環境になりつつあります。

そうなると、「作っては保存」ばかりで、保存したものを捨てる、という作業をしなくても済むことができてしまいます。

また、モノによっては、ファイル名に日付を変えて保存して、似たようなものがいくつもできていることもあるでしょう。

まれに、あのファイルどこだっけ?ということは、ないでしょうか?
仕事ではきちんとできる人でもプライベートでも、かっちり管理できる人はどれぐらいいるのでしょう?

◆ブックマーク(お気に入り)

このブックマーク(お気に入り)は、インターネットブラウザの機能ですが、最近では、簡単にインポート・エクスポートなどで、古いマシンから、新しいマシンに移せます。
そうなると、何年も前にお気に入り登録したものが、いつまでもそのままというのが、出てくるでしょう。

しかし、不思議と何年も前のブックマークに入れたものは、久しぶりにクリックすると、大抵なくなっていたり、ページが移動していたりします。

だったら入れておかなければいいだろう?と思ってしまうが、「知りたい」と思った時に、自分のブックマーク(お気に入り)から、サクッと出せる方が、良いなと思う理由で入ってます。

使わなくなったのなら、サクッと一括で消してしまうのもアリなのかもしれないですが、そこまで勇気がないときは、とりあえず、一通り、リンク先が有効化どうか?だけ、チェックするのも、時としてアリかもしれません。

これが、またやってみるとわかるのですが、結構時間を使います。
(よくある、大掃除で昔のアルバムを読みふけるのと同じ感覚)
でも、個人的には、これをやることで、何もしないよりは、いらないものが減っていくのを感じました。

◆いつだって余裕がないのは

こういった、デジタルで作ったものが、いっぱい散乱していたりするからかもしれません。

あるデータでは、仕事では、「【探す】ことに時間を使うことがある」ということに、年間で150時間だったり、80時間だったり、調査結果は、まちまちかもしれませんが、それでも、かなりの時間数掛かっているようですね。

つまり、余裕がないのは、散らかっているから、と言うことができそうです。
それも、たくさんのものに埋もれてしまっている。
PCでは、ファイルは、ドキュメントフォルダに入っていたり、誰かと共有のところにあったり、普通に画面で見る分にはわからないところにたくさん保存されていたりします。
SNSにあげた写真なども、結構な量になることもあるのではないでしょうか?

◆捨てるということは、余白を作ること

当たり前ですが、捨てるとスペース(場所)ができます。
このスペース、別の日本語にすると、余白とも言えそうです。

そして、その余白が大事なのだけれど、貧乏性の人は、この余白を無くしたがります。
しかし、無理に余白を無くさなくても、自然に、そこには入るべきものがやってくるように思います。

人生の余白ができたからこそ、入ってくる何か。
それが、ラッキーなことなのか、アンラッキーなのかは、わかりません。
でも、たいていが、余白が無かった時にはやってこれなかったもの・・・ラッキーなことや豊かさに繋がるものが多いですね。

◆理屈でわかるよりも、やって実感してみる

断捨離が良いとか、デジタルのデータ整理とか、何かを捨てるという作業。
これをして、何が得られるとか、何が良いとか、そんな議論はいくらでも出てきます。

でも、一番はね、やってみないとわからない【引き寄せ】の部分。

こればっかりは、やった人でないとわからない感覚。

捨てると入ってくる。

なんだそれ?って、思いますよね。
でも、やってみたら、わかる。

それは、言葉を重ねることじゃない。
やってもらうことだけ。

やらなければ、わからない世界。
人生において、「言葉だけで、完結することはない」

元々、言葉や言語は、3次元のツール。
でも、感覚は、多次元に繋がるツール。
その感覚を味わうには「行動」だけ。

もちろん、行動に移すに値するということを、言葉では綴ってみるけれど。
言葉ですべての感覚が伝わるほど、この世界は単純にはできてない。

全てを言語化するなんて、どんなに得意な人でも無理。
それだったら、ビフォーアフターの写真一枚をUPする方が、伝わるということなんて、いくらでもある。

◆過去の日本の仕事机の上

こちらのツイートは、サザエさんのお父さん、波平さんの仕事中の机の上を、なじっているつもりなのでしょう。
しかし、私が、最初の会社に就職したときに、経理のじいちゃんの机の上は、帰る時は、電話一台しかない状況でした。
つまりは、【余計ないものは出さない】のが基本だったわけです。

しかし、今では、PCが置かれてない事務机を探す方が大変になってきています。
そして、昔は机の上が散乱していれば、仕事が効率的ではないと見られ、
「作業するときは、1つのものだけ出す!使わない資料はしまう!」と怒られたものです。

でも、今は、PCの画面上。
よほど覗き込まない限り、PCのアプリがいくつ開いているかは?ぱっと見では、わかりません。
「使わないアプリはしまう!」と怒られる人は、どれぐらいいるのでしょう?

この波平さんの画像を、
「仕事をしてない人」という目線ではなく、
「最高に、仕事効率を高めている人」という風になればいいなと思って取り上げました。

◆ファイリングという技術

ちょこっとだけ、昔の経理の仕事をしていた時の話をさせてください。
経理では、証憑、いわゆるレシートや請求書・領収書などいろんな紙類が溜まっていきます。
それを台紙に、糊付けして、それを2穴にけつして、バインダーにファイリングしていきます。
中には、そこにラベルシールを貼ったりして、分類することもします。
会社によっては、ナンバリングして、伝票ナンバーと一致させるということも。

そして、そのしまったバインダーをキャビネットにしまって完成。
結構、アナログな作業。
やり方とかは、普通に新卒の子でもできるようなこと。

それでも、小さな工夫を重ねることで、キャビネットで並べてみると、私の出来と新卒の子の出来が違うのが歴然でした。
言っておきますが、私は、美的センスとかあるわけでもなく、芸術作品とかは、私は作れない方です。でも、穴あけなどを、ずらさない工夫とかを、新卒の頃に経理のじいちゃんに教えてもらったことをずっと、守っているというのがあるかもしれません。

ファイリングなんて、生産性が無いように感じるかもしれませんが、あとになって調べる時に、圧倒的に、調べる時間が省けるのです。
中には、このファイリング技術がしっかりしているところは、税務監査に入られても、キャビネットを一瞥しただけで、特に書類を取り出して監査されることもなく、「こんなにきれいにファイリングされているところなら、変な処理をするはずがない」と言われて、税務監査調査員が帰ることもあるのだとか。

断捨離とは、話が違うように思いますが、見えない形の生産性というのは、こういうところにも表れると、なんとなく感じたので、取り上げてみました。

◆同時進行は、非効率的

今の社会では、1つの仕事だけをすればいいということが、難しくなってきているかもしれません。
いくつものプロジェクトを掛け持ちしているなんて言うことは、日常茶飯事かもしれません。
しかし、まずは【終わらせる】ことが重要だったりします。

昔、読んだ本(確か、ザ・クリティカルチェーンだった気がする)で、
AAA-BBB-CCC という進め方と、
ABC-ABC-ABC という進め方では、
前者の場合は、3工程目で1つ目のプロジェクト(仕事)が完遂。
でも、後者の場合は、少なくとも7工程目にならないと、プロジェクト(仕事)が完遂しない。
つまり、着手してから、終わるまでの時間が長く掛かってしまうということ。

もちろん、全体としては3つの仕事が終わるのは、変わらないことになっているが、問題は、4つ目の仕事を振れるキャパシティが無い状態に、後者はなってしまうということ。
そして、仕事が3つとか4つという単純な話にならないのが、現実でしょう。

複雑になればなるほど、始めてから終わるまでの時間が、後者のスタイルを取れば取るほど、遅くなるということですね。
これが、いわゆる「仕事が遅い人」の典型です。

仕事が早い人は、いくつもの仕事を抱えているように見えて、着手・集中しているモノを絞っている可能性が大です。
でも、そんなことは、周囲はわからないから、結局、「仕事が早い人」という評価だけが出来上がる。

◆あなたにとっての、捨てるは?

私の両親は、数年前に亡くなりました。
そうなると、両親のものを片付けます。

そうすると、残されたものを見ると、何が一番多かったかが、よくわかります。
母は、布類。
父は、紙類。

しかも、家はそのままにできない。
となると、自然と捨てていかざるを得ないわけです。

私もどちらかというと、本が多いので、紙類派かもしれません。
今は、本や紙と並んで、PC内のデータや、ブックマークも怪しいものに。

デジタルのものは、物理的に、PCやスマホを捨ててくれれば、それで完了してしまうでしょうが、その中には、資産系の情報もあるので、(特に仮想通貨など)個人的には、物理的な処理される前に、やってもらいたいことをまとめておかないとなぁと思います。

今後は、PCの中身の相続なども、話題になっていくのかなぁ。。
親たちの世代とは違う、デジタル情報の管理は、次世代に向けての大事な作業の一つかもしれません。

そう考えた時、本当に大事なもの、そうでないもの、を自分自身で判断していきたいものです。

あなたにとって、
たくさんあるもの、
まとまりのないもの、
わかりやすくしたいなと思うもの、
気になっているもの

そんな、「捨てる」は、なんでしょう?
せわしなくなる、年末が来る前に、落ち着いた時にでも、ゆっくり考えてみてはいかがでしょうか?

あなたの人生のヒントになれば、幸いです。
あなたの人生が良くなるよう、心から応援しています。

今回も記事をお読みいただきありがとうございました。

《告知》
インスタライブ、100日チャレンジ 2ラウンド目。
偶数の日の20時~ 15分から30分くらいです。
https://www.instagram.com/tsucchiy_tsuchisaka/

※100の願望リストワークショップを無料で開催します!
氣になる方・申し込みは
こちらのページをご覧ください。
次回は4月17日の予定です!

LINE公式アカウントにて
【年間50万円突破 専業起業家への道】動画プレゼント中!
無料相談やセミナー先行案内特典あり
あなたの才能を発掘・開花のお手伝いします

サポートありがとうございます。 いただいたサポートは、活動費用に使わせていただきます。 お礼に、感謝のエネルギーをお送りいたします。