【無料】で変われる人はいない
人生で、変化を起こしたいとき、無料の情報、無料の環境で、変われる人はいないでしょう。
知り合いのコンサルタントが
【無料】には、覚悟という対価が伴わない、ということを書いてました。
【有料】のものに、対価を払うからこそ、人は本氣になり、変化への覚悟が生まれる。
なるほどなぁ。
あなたは、どうでしょう？
無料の情報・環境で変わってこれました？
世の中、無料の情報で、溢れかえってます。
なのに、変われる人と変われない人、何が違うのでしょう？
結論から言うと、【無料】で変われる人って、珍しいと思います。
◆無料のセミナー・ワークショップをやってみて
それなりに、無料のセミナーに参加してくれて、全く成果がない人というのもいないとは思うけれど、劇的な成果がある人もそんなにいない。
過去に１人だけ、ワークショップ内で、【お金の制限を外す質問】を投げたら、それがトリガー（引き金）になったのか、その後、「元々進行中だった離婚を成立させ、さらには、億万長者と知り合い、さらには、新しいパートナーとの生活を始めた」そんな激変した参加者が一人だけいました。
なかなか、無い事例で、SNSでしか繋がりがなく（メールアドレスもコロコロ変えているみたいで）そのSNSでさえも、
「アカウント消しまーす」と言って、去っていった。
見てるこっちの方が「鮮やか！」と思うぐらいに。
１回だけ話を聞いたときには、「別のところで、お金を掛けて学んでいることがあって、そっちで、いろいろ整ってきたので・・・」と言っていたので、私のところとは関係なく、やはり、【お金を掛けて、対価を払って変化を望んだ】という姿勢がその後の、大変身を遂げたんだろうなぁって、思います。
◆私自身も、自己投資は、結構している
金額を公表している方もいるけれど、私自身、「１回投資しておしまい」ということはなく、特にここ近年はかなりの額を投資してしまってます。
そうでなくても、20代の頃からの累計を考えると、家の頭金ぐらいはゆうに、使っているのでは？という感じです。
40代になるまでは、ずっと実家暮らしだったということもあり、住まいにお金を掛けるよりも、知識・情報・体験を優先してしまってました。
細々と使っているのもあれば、「アレは痛かったなあ」という出費もあります。
特に、ドカンと使った時は、もう、必死で講師や講座、会社、団体が発信しているものを隅々まで、舐めまわすように吸収する感じです。
尊敬している億コーチも、
「100万円単位でお金払って、結局、有料の特別な教材があったわけではなく、X（旧Twitter）の情報をくまなく見てたこともあった」というぐらい、
【お金を払う＝特別な教材・知識・情報がある】という認識は、否定した方が良いという話でした。
それが、冒頭にある、知り合いのコンサルタントの言う
【有料：お金を払う＝覚悟料】という認識はよくわかります。
だって、必死ですもん。
「これだけ、払っているんだから、なんとしても成果出すぞ」という氣になりますから。
ここで、勘違いして欲しくないのは、
【有料：払っている＝変化させてくれる、成功させてくれる】ではないこと。
ココを間違えると、お金って、消えてしまうんですよねぇ。。
【覚悟料】は、自分への約束。
中には、昔流行った、【成果が出なければ全額お返しします】という成果報酬型のオファー。
あれって、結局、自分が変わると決めない人は、成果出ないから、返すことあるみたいですが、まぁ、そんな人は全体の数％と言われていますが。。。
億コーチに言わせると、
「コーチが、私を変えてくれるんですか？」というような質問が来る人には、「僕のサービス買わない方がいいですよ」とお断りするそうです。
確かに、億コーチがくれるものって、
「自分で自分を整える術」だから、それこそ、「変えてくれるんですか？」という意識がある時点で、そりゃ、難しいだろ？と思ってしまいます。
「自分で、変わっていくぞ！」と思っていても、案外、【人のせいにしている自分】というものに氣づかされることもあるからです。
◆自分を変えてくれる誰か、何か、なんてない
昔、小さい頃、アニメは、いわゆる、【スポコン（スポ根）】と呼ばれる類のものが多かったです。
アタックナンバーワンとか、エースをねらえとか。。
どちらも、熱血コーチ（監督）がいて、選手がしんどそうにしていても、
「限界を超えろ」と言わんばかりに、無茶ぶりをして、選手の可能性を広げてくれるんですね。
今だったら、「精神論すぎる」「単なる、無茶ぶり」「下手したらコーチという権威を笠に着せたパワハラ」となるんでしょうね。
それこそ、無理やりコンフォートゾーンの外側へ連れていこうとする理想主義者と言えるかもしれません。
ただ、アニメでは、どちらもハンサムで魅力的なコーチとして描かれているのが、また、（主人公である）少女たちの夢を掻き立てる形だったということなのでしょうか。
ナンバーワンになるとか、エースになるとか、まだ時代背景が、トップになることへの憧れが強い時代に描かれたから、
「こんなに魅力的なコーチに見てもらっているのだから」と承認欲求も、うまく絡んで
「こんなに、コーチが私のことを見ていてくれるんだから」と主人公たちも頑張れたんでしょうね。
うまく、お互いの求めているものが成立したという、一種の共依存だったと言えます。
今の時代、そこまでの熱血コーチ（監督）は生まれにくい環境になってきています。ちょっとでも無理強いさせようものなら、周囲の目が厳しくなってきているからです。
今では、単なる量練習だけでなく、意識の観点からの声がけ、潜在能力を引き出すためのトレーニングと言った、昔だったら、限界を超えるためだけの【千本ノック】よりも、100本をいかに濃く・効率よく能力開花に持って行くか？という工夫の方が、好まれるようになってきました。
それでも、やはり、ビジネスなどでも、スポーツなどでも、「圧倒的な量」をこなせる人は、どんどん花開いていきます。
コーチ側は、「質を高める練習の工夫」
でも、選手側は「圧倒的な量をこなす工夫、意識」の持ち方が重要になってきました。
これが、上手くマッチした時に、初めて自分の成果というものが出てくるのだと思います。
今回のサブテーマは、
圧倒的な量をこなすという氣持ちを持たない人が、外側（コーチ・監督側）にいくら、良質なものを求めていても、自分自身がそれを使いこなすだけの量稽古をやりきる！と決めない限りは、自分の才能を引き出してくれる人も、引き出してくれるための情報のような何かは、無いんだろうなということを、お伝えしたかったのです。
自分が変わるまでやり続ける。
成果が出るまで食らいつく。
この教材を買えば、自分はそこまで行けるんだ！とか、
この先生についていけば、寝てても成功するのかもしれない！とか、
そんな訳ないでしょう。
それこそ、豚に真珠、馬の耳に念仏と一緒で、変わる氣がない人（自分）にいくら、何を与えても、誰が何をしても、意味がないと思いませんか？
◆変わる覚悟はあるんだけど・・・
今の状況を良くしたい、変わりたい氣持ちはある。
そこに、お金や行動という対価を払うつもりがないのなら、変わる未来を手にすることはないでしょう。
行動だけは人一倍しているはず。
そう思うのなら、あとは、引き上げてくれるコーチの存在といかにして出会うか？ですね。
コーチも生きていくためには、霞を食って生きていくわけではないですから、コーチ代やら、コンサル代の名目で、サービスを提供してくれているでしょう。
自分と同じレベルぐらいの人と会うのは氣が楽です。
要は、学校で言えば、クラスメイトと一緒にいるようなもの。
でも、上手くなるには、コーチ、監督、先生に目を掛けてもらう方が、クラスメイトからバッシングを受けようとも、価値があること。
結局、大人になっても、学校の部活と同じなんですよね。
誰と一緒にいるか？
同じぐらいのクラスメイトといることを選びますか？
それとも、引き上げてくれる、コーチ、監督、先生にくっついていくことを選びますか？
クラスメイトといるのは、放課後のお茶代ぐらいで済むでしょう。
でも、コーチ、監督、先生に払うのは、お給料代ぐらい必要になってきます。
学生の頃は、学費は親や公的機関が払ってくれてたから、分からなかったけれど、いざ、自分が親の立場になって、お子さんの学費などを払うようになってくると、この痛みって、結構、きつくないですか？
それを、お子さんへの学費だけじゃなく、自分自身への学費のつもりで、コーチ、監督、先生に払っていくと良いと思います。
結局、他人（親）に払ってもらうとか、対価無し（無料）などで、何かを教わると、【痛み・きつさ】を感じないから、それが、自分への檄に変わることもなく、変化・成長に繋がらないということなんですね。
◆視座が上がると。。
これまで、クラスメイトだと思ってた人たちのレベル感が、分かってしまいます。
あれ？この人、このレベルだったんだ？って。
こればっかりは、性格が悪いように思いますが、RPGのレベルが上がると、１回倒した相手のモンスターのレベルの高い・低いが分かるようになってしまうのと、同じかもしれません。
攻略法もわかってしまうというか。。
定期テストの点が、答案用紙を見なくても、分かってしまう的な。
別に、そこで、何か分かる自分が偉いとか、そういう必要はないでしょうが、自分よりレベルが上の人の点数はやはり、分からないというか。
低層階から眺める景色と高層階から眺める景色が違うように、スポーツでもビジネスでも、眺める高さを変えていくのなら、
高層階の方が、高くつくはずです。
◆無料だと、変わったという実感が湧かない
一番の結論は、これですかねぇ。
無料だと、変わったという実感が湧かないんですよね。
あれがきっかけだった！というのは、よほど、感動的なシーンとか、体験とかでない限り、なかなか難しいかもしれないです。
有料、それも、高額であればあるほど、あとで、成果・実績が出ると、
「やはり、払って良かった」となると思います。
もちろん、中には、想像より良くなかったとか、裏切られた感があるときもあるでしょう。
そういうときは、自分の中にも、それを信じ切れてない邪な氣持ちがあると思うんですよね。
ホントにこれでいいの？みたいな。
そういうときは、喩え高額であったとしても、やはり、いい方向には、転換していかなかったです。
これは、自分が払った時もそうですし、自分が受け取ったときも、
「あ、この人、疑い始めているな、信じ切れてないな」と感じたら、やはり、結果が伴わない結末になっていることもありました。
最近は、本物ほど、どんどん高額になっていってます。
なのに、無料の情報もバンバン出てくる。
多分、レベル1からレベル1000ぐらいまで使いこなせているんですよね。
ましてや、RPG流に言えば、慣れない起業家は、旅の仲間というか、チームができるまでは、一人で旅をすることも多いと思います。
結果を出す本物の経営者は、既にチームというか旅の仲間があつまって、チームプレーで、どんどんクエスト（課題）をこなしていってしまうので、レベルアップも早い早い。
レベル1の勇者に、いきなりレベル20の魔法使いが仲間になるとかないと思います。あるとしても、やはり、それ相応の対価が必要な設定になっていたり。。。
また、武器や防具も、レベルを上げていくにつれ、いつまで初期装備（ドラクエで言えば、ひのきの棒や銅の剣など）で戦う人はいません。
一緒にいる人、また、使うものに対して、どんどん良いものに切り替えていっています。
なんだか、こうやって書いてみると、ゲームのRPGの世界でも、現実のビジネスの世界でも、似ているなぁと思ってしまいます。
ゲームの世界では、【戦闘】で対価（お金：ゴールド）が手に入りますが、現実のビジネスに置き換えても、【労働】で対価（お金：お給料、円）が手に入っているのと変わらないかと思います。
ゲームの世界では、音楽やアニメーションなど、いろんな工夫がされているから、戦闘シーンと労働って結びにつきにくいかもしれないですが、たまに、細々とレベルアップ作業していると、「労働と変わらないなぁ」と思ったこと、子ども心にありました。
RPGのゲームなどをしない人には、ビジネスとの関係性をゲームに喩えられても、なんのことやら？と思うかもしれませんが、私が好きな世界観というか、例えるのならゲームが喩えやすかったというだけの話ですので、逆にご自身が得意・あるいは好きな分野で喩えてみると面白いかもしれません。
好きなことだったら、お金を払ってでもどんどん吸収したい欲が出てくるでしょう。
それは、変わりたいというよりも、面白さを実感しているからこそ、お金を出してでも、手にしたい、手に入れたい感覚なのだと思います。
そこを、あえて【無料】の範囲内で、と決めているのだとしたら、本能的に「変わることに抵抗がある」のかもしれません。
人には、「変わらない」ホメオスタシス（生体恒常性）という仕組みがあります。
体温が上がりすぎたら、汗をかくし、体温が下がりすぎたら震えることで体温を上げようとします。
つまり・・・「変わらない」ことに安心感を抱く生き物なのです。
面白いことにですね、今の現状が100％納得していなくても、より良い未来にすることの方が、本能としては【恐怖】だったりするのです。
だから、納得していない、満足していなくても、現状維持の方が、心地よかったりするんです。
何が言いたいかというと、【変わらないこと】への安心感は、変わることへの憧れを上回るということ。
それを、知らないと、「変わる」ということに、決意・決断ができないんですよね。
「変わらない」ことが悪いわけではないんです。
「変わること」が良い訳ではないんです。
本当に望む未来・現実は、どうしたいですか？
そのことを、今回は問うてみました。
ご自身の本当の氣持ちに向き合う記事になれば幸いです。
「変わる」ということと、「お金や対価を使ったエネルギー」との関係性もそうですが、全ては、自分が本当の意味で、どう思っているのか？
向き合うことが大切です。
一人で向き合うのが難しい場合は、公式Lineでの登録特典である、無料相談（プチコンサル）も、活用してみてください。
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あなたの人生が良くなるよう、心から応援しています。
今回も記事をお読みいただきありがとうございました。
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※文中の代名詞に関する補足
コンサルさん：2023年からお世話になっている、ビジネスコンサルタント。潜在意識とお金の話に強い。
ボス：コンサルさんのコンサルタントをされている。グループ年商50億円を稼ぐ。
億コーチ：2022年にコーチングコミュニティで、お世話になる。コーチ暦15年以上。単独で億を稼ぐ。
マイコーチ：友人兼コーチ。本業は違うものの、私のわがままで、コーチをしてもらっている。
このブログは、毎週、月・水・金曜日の夕方（18時～19時ごろ）更新です
【起業・副業で年間50万円未満の方向け】
【ずっと、くすぶっている自分からの脱却】
「雇われる生き方から卒業」
【ご自身も氣づかなかった才能の発見・開花・昇華】という目的のもと
「自分らしく生きるには？」
「起業・事業を軌道に乗せるには？」
「月、数万円は稼げるけど、それ以上がうまくいかない」
「人間関係や性格分析等、人や自分自身とより良く関わっていくには？」
という視点からお届けします。
第４金曜日のみ、しばらく現代版算命学シリーズをお届け予定です。
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