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学級でのGoogleクラスルーム活用法

教員になった頃、ちょうどLINEが流行り始めました。今では仕事の連絡もグループLINEが当たり前ですが、当時は若者に流行っているアプリでした。

中学生の間で、LINEやTwitter、インスタが流行り、トラブルも沢山ありました。最近だとTikTok、動画を編集してYouTubeなんかをする中学生もいます。

今の時代、もう避けられない、クラスのグループLINE。一体何が書かれているのか、想像しただけでも怖くて夜も眠れません。

良く言われるのは、「そんなに心配なら先生もグループLINEに入ればいいのに」です。
私「え?先生が入って何話すの?」
生徒「何って、普通に」

….普通が分からない。ただ、SNSを使うのが当たり前になった今の時代、先生もグループに入って、うまく活用しながら、お互いに傷つかない様に見守るのもありかなと思い始めました。しかし、本当にLINEで繋がるわけにはいきません。

そこで、使うのがGoogleクラスルームです。
あくまで事務連絡の範囲ですが、先生だけではなく生徒も書き込みができるようにしてあります。例えば、昨年度のクラスでは、欠席者が増えてきた時に、他教科の授業の板書の写真や宿題など、生徒同士で書き込んでくれて助かりました。

今のクラスでは、まだその段階にはいっていません。少しコミュニケーションが取れたら良いと思い、質問機能を使って「好きなアニメ,マンガ」を聞いてみました。

1問だけですが、興味津々で回答をはじめ、アンケート結果を楽しそうに見ていました。
この後、好きなゲーム、食べ物、動物、YouTuberなど聞いてみたいことがたくさんあります。
かつては、全員に白い紙を配り、お題を伝え、学級委員が集計し、壁新聞で掲示するということもしていました。
それが10分もあれば集計までできるので、大変便利です。

ただ、Googleクラスルームは学校で使うものなので、言葉遣いなどに気をつけることは常に伝えていきたいです。使い慣れてくると、LINEでのやりとりのように、相手を傷つけるようなコメントや、絵文字や顔文字だけで書き込みをする生徒もいるためです。


オンライン上での交流が人を傷つける手段ではなく、相手のことよく知り、理解するための手段になったらよいと思います。

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