ゼーレン

本好きな大学生。 心理学とか生物学的とか言語関係が好きです。 まぁ人生楽ありゃ苦もあり…

ゼーレン

本好きな大学生。 心理学とか生物学的とか言語関係が好きです。 まぁ人生楽ありゃ苦もありますよ。

最近の記事

ミトコンドリアと命の意味

 今日紹介するのは私が1番好きな本です。原題を訳すと「栄光・性・死 ミトコンドリアと生命の意味」というかっこいいタイトルになります。この本はそのかっこいいタイトルに負けじと、性、死、生命についてミトコンドリアが作ったとは言っても過言ではないほど大きな影響を及ぼしたことを書いているスケールの大きい本です。 興味をもった理由  私が大学3年生の時に、本屋さんにいたら、「生命・エネルギー・進化」ていう本がありました。私にとってなんか子供心くすぐるようなかっこいいタイトルでありまし

    • 子供の時からのわだかまり

       誰もが、他人に言えない心のわだかまりみたいなものがあると思います。なかなか口で言えないので自分のこと書いてみようと思います。  私の場合はねアトピー性皮膚炎なんですよ。アトピーはね、症状は人それぞれですけど、とっても痒くて、かきむしっちゃいます。肌が荒れたり血だらけになるんですね。痒いの我慢してもだんだんジンジンしてきて、ウジ虫がわっさわっさ寄ってきた感じになります。それでもう「今すぐ虫を取り除きたい」となって掻きます。そうすると、これが不思議で気持ちよくなるんですよ。マ

      • 21 lessons- 感想

        「無知な人間は、自分の無知を知っている人間よりも危険である。」- プラトン 「七転び八起き。」- 日本のことわざ この本は、イスラエルの歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリさんが書いた21世紀を生きる人のための本です。 簡単に言うと、人類は虚構(ストーリー)のおかげで大人数と協力できるようになり、他の動物を差し置いて繁栄したものの、現代急速に発達している、テクノロジーと生物学の分野に対応しきれなくなってるといいます。この本の内容はまた別の機会ということで、今回は読んだ感想で

        • 土の中の子供 書評

          私たちは自分自身の光を見つけるまで、闇を掘り下げなければならない。 By カール・ユング 「無意識の痛みを解き明かす旅は、自らの光を見つけ出す旅である。」 By someone .「土の中の子供」は、幼い頃に虐待を経験した「私」が無意識に求めていた ことに気づこうとする主人公の葛藤を描いた作品だと考えられる。この本の冒頭で主人公 は故意に暴力事件に巻き込まれ、そこから意味を見出そうとする。また、コーヒーをこぼし、 そのコーヒーと自己同一化を試みるシーンもある。本の中の対話を

        ミトコンドリアと命の意味