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知能の理論

今回は、私が度々読み返したくなる知能に関する本です。この本は、どのようにして、覚えたり、考えたり、計算したり、話したり、動いたりできるのかということを説明した本です。

1.読もうと思ったきっかけ
私は、言語学習という趣味があるんですな。それで、言語を習得するのも知能の1つの役割だと思っております。それで、そもそも知能のことが分かれば言語学習にでも応用できるのではないかと思ったわけです。

2.内容
有名な生物学者リチャード・ドーキンスさんが、この本の序文書いておりますけど、完璧に書けすぎてて、それを元に引用しながら紹介しますね。
脳は、現実世界のモデルがあります。例えば、家の形とか、人間とか。そのモデルは算数で習った座標系(X、Y、Z)みたいな感じで世界を認識しています。じゃあどこで認識してるかというと、脳細胞が集まったスパゲティのかけら位の皮質コラムというところがモデルを座標系を元に作っています。そしてそのスパゲティが15万ほどありす。そのスパゲティ1個1個が、世界のモデルを各自で作ってるわけです。
それで、世界をモデル化するときは、そのスパゲティ達が投票して、それで合意してモデル化しております。脳はこの皮質コラムの民主主義なのであります。
これは、比喩ですがおおよそのアイディアこんな感じですので、詳しく知りたいよーて人はぜひ本でも読んでください。面白いですよ。

感想
心理学では、1時視覚野とか2次視覚やーとかあって習ったことありますけど、実際そうじゃなくて脳全体でその機能は分散してるんだよーてことを知ってびっくり。 授業で習ったり、教科書は注釈や例外が多いので理解したり覚えるの大変ですが、この理論はしっかりオッカムの剃刀で「削ぎ落としてる」ので理解もしやすいしこっちの理論の方が有り得そうな気がしますね。

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