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ほっと一筆「どうしてもコレ!という気分がある」

2022.11.27


時々無性に食べたくなるもの、誰しもあると思う。

わたしは常々カレーが食べたい(カレーなのかバスマティライスなのか付け合わせのアチャールなのかはさておき笑)という衝動に駆られる。

し、実際にそういうときは自由がきくのでランチをカレーにしちゃう。


どんなに突発的でもカレーはその達成のハードルが低いから良い。
最悪Uberでも、レトルトでも、とりあえず何とかありつける。
(なんならガラムマサラパウダーを振り掛ければ何かしらのものはカレー味に作れてしまう。)


ただ、そんなカレーほどの頻度ではないものの、無性に食べたくなるものがふたつある。

そしてどちらも食べたい!と思って食べるためのハードルがカレーより高いうえに、悩ましいやつらだ。


ひとつがオムライス。
もうひとつが天津飯。

どっちも卵料理なんだけど、カレーに比べればまず作るのが面倒。
お店に行くにしても近所にはないのと、どのタイプのそれを食べたいかによってさらに腰が重くなる。

食べたくなる種類、とやらが、またさらにハードルを高くする。(もちろんその時々の気分だから読めない)

オムライスは「ケチャップのオーソドックスなやつ」が食べたい!ってなるときと「デミグラのとろとろめのやつが食べたい!」ってなるときがあるし、天津飯は「甘酢じゃないやつが食べたい」「甘酢のやつが食べたい」ってときと「中が白飯じゃなくチャーハンのやつが食べたい!」ってときがある。  


我ながら超めんどくさいのだ。


カレーの数倍注文が多いうえに、自分の食べたい欲求を満たすための色々がめんどくさすぎて、この食べたい願望はほとんど叶わない。

叶わない、というか、自分で叶えてあげられない。


だから、ごくたまのオムライスか天津飯が食べたい衝動がきても、10回に1回満たされるかどうかだ。

で、お店の近くにいたり予定がなくて行くことができたりする日に限って、オムライスや天津飯の気分じゃない。

タイミング悪くてなかなか会えない存在たち…。


昨日も実はオムライスが食べたい!と思っていたのだ。
それがお昼ごろ。
でも移動中に手頃なお店がなかったから、お昼に別のものを食べた。

そしたら、もう夜になる頃には、オムライス欲は失せていた。


いつになったらタイミングよく、気持ちと料理が交差してくれるんだろう。



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